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遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(6)車検とメインリレーの話

少し前になりますが、3代目ビートの購入後最初の車検を通しました。購入した中古車店で通そうかと思ったのですが、N-Oneを新車で購入した際のしがらみもあって、ホンダカーズにお願いしました。

マフラーとサスペンションは車検対応なので、そのままで、準備は下記の二点。

・フロントタイヤは車体からほんの数ミリはみ出てるので、保管していた純正ホイールに交換。リアはそのままです。

・momo製シフトノブに交換してますが、シフトパターンが書いてないので、シフト脇にポストイットにシフトパターンを書いて貼り付け。これ毎回忘れてるんですが今回は忘れませんでした。ちなみに、ハンドルのホーンマークも無いと車検に通らないです。

購入時からフロントガラスに飛び石のキズがちょこっとだけあったのですが、ディーラーで確認したところOKでした。今回は、オイル、フルード類、バッテリーやワイパーブレードの交換はせず、ブレーキのシール他のチェックをお願いして車を預けました。

夕方ディーラーから「ドライブシャフトのシールからオイル漏れがあり交換した方がいいですよ。」との電話があり交換をお願いしました。シャフトブーツの方は無事だったようです。オイル交換を下抜きで行うときに、少しオイル汚れがあるなあとは思ってたのですが、やはりゴム類は劣化しますね。ブレーキ廻りのシールは固着も無かったようで、もう少し様子を見ることにします。助手席側の雨漏りについても、確認してみてくれたみたいですが、「枠ゴムを交換すると高価ですし、交換しても漏れるときは漏れます」との、ごもっともなお答え。2台目の時も枠ゴム交換で直らなかったので、あきらめます。

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購入時から取説と一緒についていたホンダ整備手帳。懐かしい感じがします。

ついでにメインリレー購入

去年の夏の猛暑の日にリカーショップ→コンビニと回っていたところ、コンビニ駐車場でエンジン始動不良。セルは回るものの、エンジンがかからない。まずは、5分ほど放置してみる。かからない…燃料パイプのパーコレーションであれば、ガソリンキャップを開けて、しばらく放置。かかった!と思ったもののすぐ停止。その後は全くかかりません。暑さの汗とは別のイヤーな汗が出て、ビートの中ではメジャーなトラブルのメインリレーの事が頭に浮かびます。コンビニの灰皿でタバコを吸いながらスマホで善後策を検索し、とりあえずキーを入れたときに燃料ポンプの作動音がするかどうか確認することにしました。カーステの電源を切ってスイッチオン。おおっジージーとポンプの音がします。そのまま回すとエンジンかかりました!そのままエンジンを止めないように恐る恐る家に帰りました。

帰宅後、助手席後ろの内装を外し、ECU脇にあるメインリレーを取り外し分解。ツメを外すだけなので簡単に分解できます。リレー二つと抵抗他の簡単な基盤を確認すると、ハンダが部品の足を中心に輪っか状に亀裂が入っています。暑さや熱による部品の浮きで接触不良となって動作せず、冷えるとくっついて作動したんですね。とりあえず半田ゴテではんだを盛って、元に戻してそれ以降は問題ありませんでした。車検まで忘れてましたが、新品に交換しておいた方が良いので、パーツだけお願いして自分で交換することにしました。

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CR-V用の流用もできるようですが、ビート用の純正品がきました。交換後は、古い部品は念のためグローブボックスに携行しておきます。

余談(1)ビートの車検時にHR-V(結構好きな車)とNSXが車検で入ってました。一番ホンダが良かったころですねぇ~皆さん大事に乗っているのに少し感動。ビートと同じく、今のホンダ車には乗り換える車が無いんでしょうね。

余談(2)引き取りの時にS660の試乗車があり、見せてもらいました(時間が無く試乗はできずザンネン)ビートとは比較できないぐらい立派な車です。でもあんまり心は動かされませんでした。理由はまた別の機会に。

 

 

 

 

日本郵政を名乗る怪しいメール

日本郵政を名乗る不審なメールが届きました

送信者は<郵便局 – 日本郵政>になってますが、アドレスが@〇〇.ruだったり、署名の郵便番号が785だったりしたので、プレビューで怪しいと気づきましたが、本文は不在通知や電話番号誤りを指摘していて、荷物配達に心当たりがある方だと、ちょっと見ると信じてしまいそうな内容です。

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txtのファイルも添付されてますが、もちろん開封せずに削除。標的型攻撃メールというやつですね。添付ファイルやリンクにはおそらく何らかのワナが仕掛けられていると思います。私のウィルス対策ソフトではおそらく添付ファイルの実行(開封)時に対応するかともいますが、メール着信時は警告も出ないので、注意が必要ですね。(対策しているソフトもあるかもしれませんが。)

ヤマト運輸Verもあり、昨年から出回っているようですので皆さんも気を付けてください。

■日本郵政からのおしらせ

発表日:2015年12月14日

「JAPAN POSTジャパン」や「日本郵政」等を名乗って小包の配達を装った不審メールにご注意ください。

http://www.japanpost.jp/information/2015/20151214114758.html

 

標的型攻撃メールの防護策はウィルス対策ソフトを入れるだけでなく

・送信者のアドレスが偽装されていないか確認する

・タイトル、内容に心当たりがないメールは注意する

・怪しいメールの添付ファイルは開かない

・マクロを基本無効にしておく

でしょうか。

そういえば、最近スマホのメールにはキ〇タクらしき方からの迷惑メールも来てました。

 

遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(5)Aピラー塗装

今回はさくさくと。

ビートのAピラー(フロントウィンドウの廻り)は新車時から塗装ではなく、フィルム貼りになっています。塗装の場合は経年劣化で色褪せてきますが、フィルムのなので、ゆで卵の殻剥きのように、ひび割れてきます。黒なので遠目には目立たないのですが、近くで見るとボロボロで剥げかかってきます。錆びるものもいやなので、再塗装をDIYで行いました。修理前の写真は無いです。すみません。

①古いフィルムはがし

作業の半分はこれ。フィルムは地道にスクレーパー等ではがしていきます。ドアゴム裏やボディ裏側まで回って貼ってあるので無理せずカッター等でフィルムに切れ目を入れたほうが良いです。スクレーパーでボディを傷つけるので、あまり力を入れすぎないように。温度が低いと古くなった粘着部がはがしにくいので、気温が上がってからか、ヒートガンを使うとはがしやすくなりますが、ひび割れているのでちまちまと根気強く剥がすしか手はありません。粘着部はほとんどがボディ側に張り付いているので、シール剥がし剤やパーツクリーナで落としていきます。はがす際は片付けながら作業しないと、フィルムの欠片の粘着力は経年劣化してないので、あっちゃこっちゃに付いて始末に困ります。

②下地処理とマスキング

ここからは、普通の塗装作業です。ボディ同色やツヤありに塗装する際は念入りに処理しておきましょう。エアーでゴミを飛ばした後、残ったシールの残骸や、傷はサンドペーパーでならします。傷が深い場合はうす付けのパテで埋めます。320番当たりのサンドペーパーから初めて、800~1000番ぐらいまでのペーパーで下地を滑らかにしていきます。マスキング後は脱脂して、プライマーを吹きます。プライマー後足付けのため、再度1000番ぐらいのペーパーをかけます。

③塗装

さらに脱脂したあと、塗装になります。つや消しブラックの場合は、自動車用塗料でなくても、一般用の水性スプレー塗料でも十分です。数回に分けて塗り重ねますが、数百円の缶スプレー1本で十分塗れます。ツヤありブラックの場合は、クリアーを吹いてキレイに仕上げます。

私は半ツヤのブラックで塗りましたがこんな感じ。

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時間の関係もあって、下地に時間をかけなかったので凸凹してるのと、マスキングはがしの際に、ちょびっと塗料が剝げました。ボディ同色は、ボディ側の色褪せもあるので、業者さんに任せた方が色が合いやすいかと。状態にもよりますが、フィルムはがし~下地処理はコツコツやって1日はかかります。塗装も含めて2日はかかるので、お天気とも相談してチャレンジしてみてください。時間のないはウエストヨコハマから貼るだけのAピラーカバーが出ているので、そちらの方が簡単に施工できます。

 

もうほとんど購入できない2サイクルバイクの魅力(2)(ただし原付2種)

KSR2のトラブルと整備記録です。2ストエンジンはシンプルなので、時間と場所があればほとんど自分でメンテナンスできます。とはいえ9年もほったらかしたので、経年劣化がひどく、そこそこ手を入れました。

(1)キャブレターのオーバホール

復帰後燃料コックをひねり、キックした途端、車体下部からガソリンがドバーと出てビックリ。キャブ内の燃料が蒸発してフロートが固着し、フローパイプからガソリンが漏れたのが原因。とりあえずドライバーとプラハンマーでキャブのフロート部あたりをコンコンたたいてやると、一旦は解消。それでも、チョビチョビ漏れは続いていたので、オーバーホールしました。ミクニ製のVM18Φのキャブレターはエンジンにバンド止めなので取り外しは楽ちんです。フロートの状態を調べるのが目的でしたが、ジェットの詰まりなんかも気になるので完バラして、パーツクリーナーで分解清掃です。問題のフロートは真鍮製で、よく見ると虫食い状の穴あきが数か所ありました。はんだで塞ぎ、空気漏れが無いことを確認して組み直しました。自分でチャレンジされる方は、小さいネジが多いので、なくさないように気を付けてください。また、スロージェットは相当細いドライバーでないと入らないので注意です。

(2)エアクリーナ交換

エアクリーナーボックス内の遮蔽版の取り外しは、KSR2の定番モディファイです。早速チャレンジしてみようと、ボックスを開けたところ、エアクリーナのスポンジがボロボロになってました(笑)車のシートとか、バイクのヘルメットとかもそうですが、ウレタン製のスポンジは10年ぐらいでボロボロになりますね。早速静岡のカワサキショップで部品発注(品番11013)し交換しましたが、キャブセッティングが面倒なので、遮蔽版はあえてそのままに。キャブのオーバホールと同時にやればよかったです。

(3)フロントサスの錆

インナーチューブが地面に近い倒立式サスだからかもしれませんが、点錆びが浮いてしまいました。コンパウンド等で表面の錆は落としましたが、結構深く錆びているところもあり、最終的には若干のサスオイル漏れも出てきてしまいました。インナーチューブの交換もDIYチャレンジしようかと思いましたが、今回はKawasakiプラザ静岡にお任せしました。KSR2用のインナーチューブは部品の残り数本だったので、もう欠品かもしれませんね。今後はKSR110用の流用か、リビルドパーツになるのかもしれませんね。錆防止には、サスを動かしてフォークオイルで防錆するのがベストなので、乗るのが一番です。どうしても乗れない場合はシリコン系潤滑剤をマメに塗りましょう。(CRCとかはゴム製のオイルシールや樹脂部品を痛めるのでNG)

(4)バッテリー問題

シンプルすぎる電気系なので、エンジン回して走るとバッテリーが過充電され、すぐバッテリーがお亡くなりになります。一時期Kawasakiから対策として電圧を調整するレギュレータが配布されていたようですが、ちょうど休眠期間だったので私のKSR2にはついていません。バッテリーが上がっていても、キックなので始動できますし走れますが、走り出しはウィンカーが弱弱しく点灯するので、危険です。頭が痛いのは、交換バッテリーが高い!毎日乗るのであれば、強化レギュレータ+MFバッテリーという手もありますが、最近は乗る時しかバッテリーは付けないことにしました。ちなみにネットで売っている激安中華バッテリーは二日でお亡くなりになりました(笑)

(5)その他

・タイヤ…標準はダンロップのブロックタイプ。走行距離は行ってないですが、劣化でOUTになりました。オンロードタイヤも考えましたが、結局ダンロップのダートラ用K180に換装。ホイールもそのままです。

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・ピヨピヨ病…フロントのタイヤ軸あたりからピヨピヨとかヒヨヒヨとか音がします(笑)フロントホイールについているメータギアのグリス切れが原因。

・ユニトラックサスの固着…プラスチィクのスリーブを使っているので、サスが固着したり動きが渋かったりします。スリーブ交換かベアリング化で対策する必要がありますが、今のところ大丈夫なのでそのまま。

・マフラー再塗装…当然サビサビでした、サイレンサーの詰まり等は無いので耐熱ペイントで再塗装。

チェーンが伸びやすい、ヘッドランプが異常に暗い、チョークレバーの戻りが悪い等々、ベストコンディションではないですが、とりあえず走れるようにメンテしてます。乗らない劣化が進むのもあるので、暖かくなったら、少しは乗ろうと思います。

 

 

 

遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(4)三代目黄ビート(その③)

さて、前回からの続きです。

マフラー交換

ビートのエキゾースト系は、MRのためエンジンルームが車体の後ろとなり、エキマニ、触媒、マフラーが狭いスペースにぎっしり入ってます。ノーマルマフラーもヌケのいい構造でよくできているのですが、サイレンサー部がモナカみたいな凸凹になっていて格好悪いのと、貧相なシングル出しのテールパイプが気に入りません。また購入時から排気口から若干のスラッジ(オイル?)が出ていたのと、全体に錆が進行していたので、交換することにしました。寿命は長いですが、マフラーも交換が必要となるパーツですので、HKS、Feels、無限、フジツボ等々結構新品で入手できます。選択肢があるというのはありがたいのですが、かなり悩んだ末にフジツボのレガリスKに決めました。実は2台目もこのマフラーだったのですが、音量もほとんど純正と変わらず、4本出し(3気筒なのにとか言わないでください(笑))のテールが気に入ってます。前述の通りスペースに余裕がなく、メーカー側で吸排気系はきっちりチューニングされているので、あまり尖ったマフラーは除外して、純正+αでカッコだけを追求しました。リア周りのジャッキアップと、リアバンパー外しだけで交換は可能ですので、ネットで購入しDIYで取り付け。作業時に触媒側のガスケットが添付されないのに気づき、流用したのですが、時々車内に排ガス臭が漂うようになり、確認したところやはり排ガスが漏れてました。ガスケットは純正品でHondaから入手できます。

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格好はいいのですが、左右内側のパイプからは排気ガスがあんまり出ません(笑)純正と違って、リアバンパーの下から、ちょろっとステンのタイコが見えるのがGoodです。

O2センサー交換

上の写真でも外側のパイプについてますが、マフラーからスラッジが出ます。また低速での減速時のアクセルオフで、マフラーあたりからポンとかパンとかいう爆発音が出ることがありました。スラッジは排気ガスが白煙を上げるほどではないので、オイル廻りではないとは思います。またバックファイアとも言えない音量の音について考えると、燃料が微妙に完全燃焼していない事が想像できます。点火系やECUも怪しい感じですが、全体的にエンジンの調子は良いので、とりあえず劣化してそうなO2センサーを交換することにしました。ネットでBoschのラムダセンサー(品番:15733(LS602))を注文しました。得意のDIYですが、触媒のエンジン側の取付場所が凹んでいるのと、遮熱版が邪魔で、普通のレンチでは取り外しができません。ケーブルもあるため、O2センサーソケットという切り欠きのあるソケットを使うと楽ちんです。配線も数本なので簡単に済ませ、ECUをリセットして完了。で、効果ですが、低速時のアクセルオフ時の音はほとんどしなくなりました。が、スラッジは思ったほど減りませんでした。うーん、吸気系のセンサーかインジェクターかヘッド回りのオイルですかねえ…まあ、通常走行には問題はないのでとりあえず今後の課題ということで。

(おまけ)ガソリンはハイオクにするかレギュラーにするか?

マフラーからの音の時に、ハイオクを試してみましたがほとんど効果はありませんでした。ハイオクにはエンジン洗浄成分が含まれているので、それには期待できますが、パワー面ではオクタン価を上げても、ECUがレギュラーのみのMapしか持っていないので、無意味でしょうね。S2000やシビックタイプRユーロの時はハイオク指定だったので、レギュラーはNGでしたが、間違ってレギュラーを入れるとエンジン側で判定して低オクタン用のMapに切り替わるようです。車種やビートでも個体によっても効果があるかもしれませんが、私のビートはレギュラーの方が相性がいいようです。

三代目ビートの話は今回で終わりです。

また手を入れたら報告します。