遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(16)純正部品再販?

少し前に、マツダが初代ロードスターの部品再販とリフレッシュプランの発表がありましたが、8/9の新聞報道でビートの部品再販のニュースが流れています。

往年の名車、相次ぐ部品復刻 ビートにロードスターも メーカー「乗り続けるお手伝い」 (1/2ページ)

SankeiBiz

【新聞ウォッチ】ホンダ、往年の人気モデル『ビート』の部品供給を開始

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ホンダのニュースリリースが無いのが気になりますが…

本当ならアリがたいこと。でも補修部品の再生産だけで、NSXのリフレッシュプランみたいのはないんだろうな…

幌とかリアスクリーン、ウェザーストリップ、マウント、ブッシュなんかはまだ供給あるみたいだし、欠品してるオーバーサイズピストンやコンロッドなんかはまた再生産してくれるのかなぁ~

ドアノブやエアコンノブなんかの樹脂系パーツも確か欠品だったので、再販があると良いですね。

もともとホンダはバイクも含めて、旧車の部品供給長く続けてくれる会社だったのですが、ここ最近は他社と同様に、さっさと部品供給を止めちゃう普通のメーカーになっちゃいました。(とりあえず部品注文は受けて、数がまとまると再生産してくれるのはまだまともですが…)まあ現存で2万台もあるビートは、部品商売としても成り立つはずというビジネス面の判断もあるのでしょう。

そもそも、さっさと部品供給を止めちゃうところに問題があるのです。伝統ある欧州メーカーなんかは、もっと長く供給してくれますよね。メーカーとしては買い替えてくれた方が良いのは十分わかってますが、日本のメーカーは過去の名車(迷車)を大事にしなさすぎなので、少しは変わっていってくれればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(15)久しぶりのオイル交換

やろう、やろう、いつかやろうと思って、1年近くオイル交換してませんでした。

こんなことなら、ディーラーやショップでマメにやった方がいいのですが、久々に時間ができたので、下回りの点検も兼ねてオイル交換です。

下抜きで交換しますが、ローダウンとビール腹のせいで、ジャッキアップは必須です。


安全のために、ウマは必ずかけましょう!

青色のナットがエンジンオイルのドレンプラグ。マグネット内蔵で鉄粉取ってくれます。暖気後、ドレンプラグを外してオイルを抜き取ります。

駐車場が前下がりな上リアをジャッキアップしてるので、後ろ向きについているドレン穴から完全に抜くために、フロントもジャッキアップて後ろ下がりにします。抜けきったら、ドレンをいったん閉めてフロントを下ろします。
ちなみに、ジャッキはマサダの油圧パンタジャッキ。コンパクトに収納できてサクサク上がるのでお気に入りです。

今回はオイルフィルターも交換します。

HONDAの刻印と冷却フィンがついたオイルパンはビートのこだわりが分かるお気に入り。

その奥にエレメントがあります。車体とエンジンの奥まった場所にあるので、ジャッキアップ無しでは取れません。オイルフィルターレンチで外します。(お約束通り、この時点で手はオイルまみれです(笑))

左側の黄緑色の新しいオイルフィルターはHAMP品。隣が付いてたやつは流用できるフィット用です(たぶん)。

オイルフィルターのパッキンにオイルを塗って、規定値で締めます。ついでに下回りのチェック。エンジンマウントは交換してません。最近はフロントへの冷却水やエアコンのパイプの腐食が多いようですが、今のところ大丈夫そうです。写真撮り忘れましたが、サイドシルの水抜き穴の状態や、サビなんかもチェックします。

最後にオイルを規定量入れます。

・エンジンオイル交換のみは2.5L

・オイルフィルター交換時は2.7L

オイル口はトランクを開けたリアのバルクヘッド中央にあります。入れにくいので、オイルジョッキは必須です。オイル口の先が細いので、勢いよく入れて溢れさせるのは「ビートあるある」でしょうか(笑)こぼしても大丈夫なように、ウェスでガードしておきます。オイルは部分合成油でカストロールのXF-08 5W-40のお安いホームセンター仕様です(笑)。
昔はいろいろ試しましたが、いまはなるべくメーカー純正または、指定オイルに近いものを入れてます。

真っ黒のオイルを見て、次回はもう少し早めに交換しようと心に誓うのでした。

 

 

 

 

 

遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(15)夏枯れ

暑いですね~

すっかりブログ更新が止まってましたが、ビートもバッテリー上がり以降、カットオフターミナルは切ったままです。

少し涼しいなと感じて、乗ろうかと思っても、雨降ったりするんです(笑)という事で、今回は過去に交換したパーツレビューその後です。

無限サスペンション

1台目は純正、2台目はカヤバNewSR+タナベで乗ってました。購入時のサスも走行距離からすればそんなにヘタっていないはずですが、大きめの段差で、バンプラバーがないかと思うくらいのショックがありました。原因は、サスではなくブッシュのへたりでしたが…ボディもかなりのご老体ですから、サーキットをガンガン攻める乗り方ではなく、ちょびっと車高が落ちてくれればよい程度の選択肢でセレクト。

3台目は純正に近いと思われ、2cm車高が落ちる無限の新品(まだ出るみたい)を装着。ホントは20周年モデューロが良かったのだが、中古しかなく断念。ビートが出た当時の無限は”固い”のオンパレードでしたが、最近のはバネレートも変更になって柔らくなってはいます。でもヘタった純正よりは固いです。冷間時の走り始めが固く、少し走るとそれなりに良くなってくるのですが、冬場は腰に来ます。良い所は、キットになっているのでアッパーも付いてくる所。アッパーも交換したかったので、渡りに船。純正でサス一式パーツ取り寄せるより安いです。しかし、いつまで無限は供給してくれるんでしょうか?

お金と時間があれば、純正のオーバホールにもチャレンジしてみたいなあ。無限には車高ダウンの魅力はあるのですが、ただでさえ少ないサスストロークが犠牲になっていると思うと、純正の乗り味をもう一度味わいたい気持ちが最近大きくなってきました。純正ダンパーは分解できないようなので、バンプラバーを交換する程度ですが。

momoのステアリングとシフトノブ

ステアリングはmomoにしてますが、これは2台目の時に大枚はたいて買いました。という事はかれこれ15年前くらいでしょうか(笑)その後のS2000とシビックがエアバック内蔵になったので、そのままデットストックしてました。ハンドル取替のポイントは、

・純正ハンドルの取り付けネジが固い!固着してる場合もあるので、しっかりしたレンチで緩める。

・ボスは好みですが、純正はセンターがオフセットされているので普通ので装着すると、メータが見えなくなったりウィンカーレバーに当たったりします。オフセットされている専用ボスかオフセットスペーサーで取り付けると具合が良いです。

シフトノブは、純正が劣化してきていて、ハンドルともに若干べたつきが出てきてたので、交換。最近はマニュアル車のシフトノブってカー用品店で売ってない。昔はよく売ってたんだけどな。水中花入りとか(笑)

ということで、ネットです。ステアリングと合わせて、MOMOの球形レザーのNERO SK-99に交換。1万円近かった気がしますが、高いなあ…でも満足してます。S2000とタイプRユーロの球形ノブに慣れてたのでしっくりきます。momoのロゴもイエローでステアリングともマッチしてます。アルミじゃないので夏場でも熱くならないしね。シフトポジションの表記が無いので車検の時はメモに書いてはりつけましょう

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蛇足ですが、運転中シフトノブに手を置いちゃダメですよ。ギア側に押し付けるように手を置いてると、ミッションへのリンケージやミッション本体にダメージが出ます。押さえてないと運転中シフトノブがブルブル動いてますが、あれで余計な振動を逃がしているので、押さえつけるとミッション系がへたります。逆手ハンドルとともに、癖になってる人をよく見ますが、直しましょう。ああ、MT乗ってる人はもう希少か…

あとはペダル

いやあ~AT全盛の今、ないですね、3ペダルのペダルカバー。カーショップではなく、カー用品中古店のワゴンに入ってました。カーメイトのRazoの軽自動車用です。純正ペダルにクリップで挟むお手軽タイプです。しかし、なめてはいけません。ただでさえ狭い車内。サイドシルも高いので、ヒューズ交換と同様かなりアクロバティックな態勢での作業になります。ペダル、フットレストの間隔も狭いので位置調整も大変です。純正よりも間隔も若干狭くなるので、足の大きな人はたぶんつけないほうが良いでしょう。二つ同時にペダル踏んじゃいます。

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ブレーキペダルの根元にある樹脂パッドが破損するとストップランプが点きっぱなしになります。正式名称は「ペダルストッパ-」だった気がする。樹脂部品は経年劣化で割れるので早めに交換しておいた方がよいですよ。全部のペダルに樹脂ストッパはついてるので、念のため合わせて交換しておきましょう。

早く、涼しくならないかな~

遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(14)夏のビート・ビートの夏

真夏の海とオープンカー。クルマ好きなら一度は憧れるシチュエーションですが、真夏のオープンカーは地獄です。特にビートは…

前にラジエター、後ろにエンジン

おまけに、お尻の下にはエンジンの冷却水が通ってます。気温30度以上、エアコンなし、外気導入で走ってると、送風口から暖かい風が吹き出してきます。後ろからはエンジン熱が容赦なく伝わってきます。標準のシートがヘタってるので、合皮のシートカバーを付けてますが、30分も走れば背中は汗でびっしょりです。標準シートがジャージ素材だったのも、たぶん通気対策だったんでしょう。トランクに熱に弱いもの入れては危険です。チョコレートは溶けます。(ポッ〇ーがプリッ〇になってたこともありました)お弁当はちょうど温まるかもしれませんが、熱々の弁当より、夏はそうめんとか冷やし中華がいいですよね。

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熱い太もも

助手席の異性の色っぽい話ではなく、猛烈な日差しの日中、幌をしてても太ももが猛烈に熱くなります。フロントガラスやサイドガラスがスラントしているので、ちょうど太ももい直射日光が当たります。2台目ビートの時、真夏の富士スピードウェイに行った際には、日焼けで会社休みました(笑)短パンを履くことが多い夏ですが、モモが完全に隠れるひざ下まであるやつを履きましょう。当然腕もジリジリ焼けますので注意です。N-One乗ってて思いますが、最近のUV(紫外線)カット、IR(赤外線)カットガラスの効果は確かにありますね。同じ日に乗ることもありますが、遮熱や肌のジリジリ感はN-Oneにはありません。ビートの交換用フロントガラスにはUV/IRカットのものもあるので、いつかは交換したいです。サイドは遮熱タイプのフィルムでも貼りたくなります。

エアコン付ければいいじゃん

ここまで読むと、「我慢せずエアコンつけましょうよ」とお思いになるでしょう。まあ、N-oneなんかはオートエアコンですから、走り出せばすぐに快適な気温になりますな。ビートの場合はマニュアルエアコン。(標準装備になってましたが、一説によると最初はオプションの可能性もあったようです)ビート乗りの皆さんだったら、あのエアコンスイッチを押すのは、非常にためらわれる、背徳的な感じさえする気持ちが分かっていただけると思います。

ビートでエアコンを使った場合、まずパワー食われます。カチッとコンプレッサーのマグネットスイッチが入ったとたん、1気筒死んだようになります。お次は5000回転縛りになります。べつにレブリミッターが効くわけでないですが、自主規制でエアコンOn時は高回転まで回しません。コンプレッサースイッチが弱いので。ということで、エアコン使うときは、渋滞にはまって耐えきらない時か、雨が降って曇り止めが必要な時だけです。

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エアコンの続き

・ビートのエアコン冷媒はR12ですが、バージョンZの最終型(PP1-110)のみR134aに代わっています。そのため、純正部品でR12→R134aのレトロフィットが可能でしたが、Oリング等のゴム系の全交換が必要になるのと、そのゴム系部品で欠品が出てるみたいです。これからのエアコン修理もリビルド品が中心になり、部品流用とか製作のできる、エアコンに詳しい電装屋さんに依頼することになってきそうですね。

・ホンダのエアコンのコンプレッサーはスクロール式が多かったのですが、ビートもスクロール式です。小型で効率が良く、振動も少ない優れものです。コンプレッサを見ると、斜板式やレシプロ式と比べて小さいのがわかります。

・ちなみに、前の2台のビートは2台ともエアコン壊れました。1台目はコンデンサー(フロントのラジエター横)のプレッシャースイッチとコンプレッサのクラッチ、2台目はエバポレータのエクスパッションバルブとコンプレッサのクラッチ。今の車とは違いエアコンフィルターが無いので、エバポレータにホコリやゴミが溜まりやすく、さびやすいのも原因ではないかと思います。

・コンプレッサのマグネットクラッチが壊れると、ファンリレーのヒューズが飛びます。ラジエターファンが回らなくなるので、エアコンを付けてる気温であれば、オーバーヒート確実です。

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空調パネルのACの緑ランプが切れて冷風がでなくなったら、すぐクルマを止めて、ACスイッチを切ってから、運転席右下のファンリレー7.5Aのヒューズを確認して切れてたら交換しましょう。

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その後もACスイッチを入れなければ、ヒューズは飛ばず、ラジエターファンは回るので、とりあえず走れます。そんなわけで、夏場はヒューズの予備を持っていましょう。(特に7.5Aは)

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ということで、エアコンを労わるあまり、夏場はなかなかビートの出番はありません。ビート1台体制の時は、真夏でも乗らざるを得ない状況でしたが、今はN-Oneがあります。我慢して真夏に乗るより、真冬に着込んで、ヒーターをガンガンかけてオープンで乗る方が露天風呂間隔で気持ちよいです。今の乗り方なら、もしエアコン壊れたら、直さずエアコンを外してしまいそうです。

遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(13)バッテリーあがる…

前回メインリレーを直した後、しばらく乗ってなかったある暑い日、久方ぶりにビートに乗ろうかいと思い、キーを回したところ、

キュルキュル…プスッ

”うっ…かからない…いつもの始動不良か?頼むぜおい”と思いながら、もう一度回すと、

キュル…プスッ

こういう時、そこそこ古い車乗っている方は、一瞬のうちにいろいろなトラブル原因が頭に浮かびます。バッテリーあがり?スターター?燃料ポンプ?インジェクター?点火系?キーレスエントリーは動くし、メータのチェックランプは付くので、まずはキーをイグニッションに回してメインリレーのカチッという音と、燃料ポンプの稼働音を確認。ちゃんと音はしてます。さらに回すと、キュ…プスン。だんだんスターターが回らなくなってきてます。ということは、まず怪しいのはバッテリー上がりですな。前回の車検で交換してなかったのと、乗ってないのが原因でしょう。

バッテリー外し

ビートはトランクにバッテリーがあります。なにかするたびに、面倒くさいビートですが、バッテリーへのアクセスだけはカンタンです。

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ステーを外したところ。チューブのついてるプラスティックのフタは、鉛バッテリーが発生する水素ガスを逃がすフタです。ロードスターもトランクにバッテリーがありますが、同じようなフタついてますね。水素ガスが溜まって爆発することがあるそうですが、最近は密閉型のメンテナスフリー(MF)バッテリーも増えてきてるので、その場合は要らないんですが、とりあえず捨てずにつけておきましょう。今ついてるバッテリーは購入時についてた、ACデルコの密閉型MFバッテリー(たぶん新品)42B19Rです。純正は軽量化の為28B17Rというかなり小さいサイズなのですが、最近売ってませんね。寒冷地仕様用なのか、バッテリーのトレイは大きめになっているので、B19Rでも余裕で入ります。

バッテリー充電

外したバッテリーは、KSRのバッテリー充電用に持っていた、アストロプロダクツの2Aスマートバッテリチャージャーで充電します。

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カルシウム(ca)バッテリー非対応です。外したバッテリーはcaバッテリーでした(笑)でも大丈夫です。普通に充電できます。caバッテリーは過充電に弱いので、接続後端子間の電圧が15Vを越えなければ大丈夫。測ると14Vちょっとだったので、そのまま6時間ほど充電して後は走行充電にします。(同じ機器を使う場合は、ご自身の責任でお願いします)アストロのチャージャーはジャンプスタートや急速充電はできませんが、お値段も安くコンパクトで便利です。音量は小さいですが、充電中にインバーターのような高周波音がします。充電終わったら、ビートに戻しキーを回すと無事エンジンかかりました。そのまま近所を1時間ほど走って走行充電です。オルタネータも大丈夫なようです。

バッテリーカットオフターミナル

鉛の開放型バッテリーと比較して、caバッテリーはアルカリ電池のように急にお亡くなりになるケースが多いそうです。今回は充電で元に戻ったので、まだ持つとは思いますが、キーレスやらステレオやらの待機電流もバッテリー上がりの原因になるので、カットオフターミナルを取り付けることにしました。

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近所のアストロプロダクツでB端子用が特売で300円でした。ラッキー!お値段の割に、作りはしっかりしてます。ネジで導通させるので若干接触不良が心配ですが、バッテリ上がり防止のため、毎回端子を外すのはもっとめんどくさいので取り付けます。

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マイナス端子(アース側)に取り付けます。カバーが割れてるのはご愛敬。カットオフターミナルのネジ分だけ高さが出てトランクフードに干渉しそうな感じですが、大丈夫でした。

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全体はこんな感じ。ネジ回してOn/Offできるか確認した後、Offしてトランクを閉めます。しまった、キーレスで施錠できない。再度トランク開けて施錠です(笑)

キーレスエントリーを付けたのに、1回トランクのカギを開ける手間があったり、ステレオが毎回リセットされたりしますが、まあ良しとしましょう。これから夏の間は暑くて乗れないですし、メンテで電装系を触るときはカンタンにカットできて便利そうです。

しかし、もうすぐこのバッテリーも寿命かもしれないです。次回死んだら交換を考えることにしましょう。

 

遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(12)やっとメインリレー交換をした

まだ7月の頭なのに、クラクラするような暑さです。この回にも書きましたが、去年夏場の猛暑時にビートの始動不良で、コンビニに足止めされる事件がありました。メインリレーの半田盛りでそのあとは出ていなかったので、そのまま放置。ディーラから車検の時にメインリレーを部品で購入していたのですが、なかなか交換できずに、また放置してました(笑)。

今年は猛暑らしいので、本格的に暑くなる前に交換することとしましょう。

メインリレーまでの道のり

メインリレーはECUと同じく、助手席後ろのドキュメントボックスの後ろにあります。外さなくても作業はできますが、外した方が楽なので助手席を外します。

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普通の車より、オープンカーは助手席外しは楽。ついでに座席下の掃除もします。

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ネジ一本とクリップで止まっているシートベルトのパネルを外したあと、リアコンソールボックス両側のボルト×2を外します。ドキュメントボックス上のパネルを止めているスナップホックのボルト×4とクリップを外してパネルを取りはずします。ドキュメントボックスを止めているネジを4本緩め、ボックスを外します。

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ここまで、外します。ところで、車体側にはプラスチックでできた、ネジのアンカーが入ってますが、これが経年劣化でポロポロ崩れます。ネジが効かなくなったり、締められないと、内装がパカパカになるので、内装外す時はディーラーやオートバックスとかで入手しておいた方がいいです。

こんな感じのものです。正式にはスクリューグロメットといいます。場所によって大きさが違うので、ネットで買うときは、サイズをよく確認して購入してくださいね。

やっとメインリレーにたどり着く

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クリップで止まっているカーペットとフェルトを剥がすと、ECU(①とマジックで書いてある箱)とメインリレー(横のグレーのプラスチック)が見えます。リレー本体にステーがついていて、ボルト1本で外れます。茶色のコネクターは、爪を割らないように慎重に外します。

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左が新品、右が旧品です。大きさが違うように見えますが、同じです。ステーとコネクタが変色してますが、ほとんど変わりません。半田盛りをする場合は、グレーのカバーは爪を外せば、簡単に取れます。初期型CR-Vのメインリレーも流用できますが、まだビート用の部品が出るのでオリジナリティを重視しました(笑)評判が良くない部品の割には、価格は高いです…

ちゃっちゃと取り換えてキーを回すと、リレーの音と、燃料ポンプの動作音が聞こえて無事エンジン始動。もろもろ元に戻していきます。

助手席の取り付け方

ちなみに、助手席を止める際には、4つのボルトの内、座って右後方(リアのコンソール側)のネジを最後に締めましょう。他のボルト穴は真円ですが、ここだけ楕円になってます。シートは結構タイトな取付なので、先に右後方のボルト締めてしまうと、他のボルトが入らない事があります。無理して締めるとボルトをなめてしまうので注意。なお、シート前方のボルト締めには、ラチェットレンチのエクステンションが必須です。

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写真が光っちゃってますが、これが右後方の楕円の穴。

さて、メインリレーを交換したので、真夏の始動不良は解決するでしょうか?これでも治らないと、燃料系かスタータあたりを疑うことになりますな。どうか治りますように…

遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(11)エアフィルター交換

さて、今回は定番のエアフィルター交換。昨年12月に車検を通したのですが、自分でやった方が安いので、その時はエアクリーナ交換はお願いせず、ほぼ2年半ぶりの交換です。エアフィルターはマニュアルでは40,000kmでの交換になってますが、早めに交換した方が良いという意見もありますな。そんなに高いパーツではないので、車検でチェック、交換がいいのかもしれません。

みなさんにはイマサラ感があるかもですが、とりあえずは手順を書いておきます。

ビートはいちいち面倒くさい

普通の車ならボンネット開けて、エアフィルターBoxのクリップ2~3個はずせば、すぐ交換できるのですが、ビートは交換までの道のりが…

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トランク開けて、フックで引っ掛けてるだけの内装フェルトを外します。ネジを4本外して、バッテンマークのついた板(正式名称メンテナンスリッド)を外します。

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外した開口部からエアクリーナーカバーが見えます。うすら汚れてます。カバーは6本のボルトで止まってますが、かなり奥まっているので、緩めるのは面倒です。6角ボルトでプラスのも切られてますが、結構固く締まっている場合もあるので、ドライバーだとなめちゃう可能性もあるのでラチェット等を使いましょう。カバーを止めてるネジは落下防止になってます。ダクトのパイプはササっているだけなので、簡単に抜けます。

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ラチェットのエクステンション。エクステンション無しでは到底届きません。ここだけでなく、ビートの場合はパズルのようなところがアチコチあって、よく使うので200~300mmぐらいの長さのを一本持ってた方がよろしいかと。長すぎて回せない時もありますが(笑)これは2台目ビートの時に買った250mmのエクステンションです。

でカバーを外して、フィルターエレメントを見てみると…

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左が使用後、右はHAMPの新品です。まあ汚れているといえば汚れてますし、まだいいかなとも思う微妙な汚れ具合(笑)せっかくここまで開けたのと、HAMPのエレメントは安いので交換することにします。昔の純正エレメントはもっと高かった気がしますが、今はネットで1500円ぐらい。年式が経過したのに安くなってくれてる部品は、エアクリとオイルフィルタぐらいです。

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掃除前です。ブローバイのオイルもほとんどなく、エンジン側もきれいなものです。軽く掃除をしてエレメントを取付、元に戻していきます。

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カバーはワコーズのスーパーハードでコーティング。未塗装樹脂用のコート剤ですが今のところ最強です。きっちり処理すれば白化した樹脂部が新品同様になります。お値段はちょっと高めですが、1回の使用量が少ないので長く使えます。ツヤ復活もすごいのですが、他のコーティングと違い、持続力が全然違います。塗装樹脂には使えませんが、マットガードや内装等活躍してくれてます。

気になったら写真をぽちっとしてみてください

交換後

はっきり言って、なにも変わりません(笑)ほんとに、めんどくさいのですが、葉っぱとかゴミが入るケースもありますし、エアクリのケースにブローバイが流れる構造なので、チェックも兼ねてたまには開けましょう。

ああ、暑くなる前にメインリレーも交換しないと…

以下続く。

 

遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(10)自動車税が大幅に上がりよった!

皆様のお手元にも、届いているかと思います。

クルマを持っている人にとっては、この時期の風物詩。

納期限がボーナス前の自動車税の納付書です。

ビートの税金が大幅にアップ!!

今年から軽自動車の税率改正があり、グリーン化特例の無い普通の自家用軽自動車でも7200円→10,800円になったのですが、ビートはなんと12,900円。最初の新規検査から13年超の車両には「経年重課」適用とのこと。重課がかかるのは軽も普通車も変わらないようですが、軽自動車の税金が上がったので、ほぼ1.8倍の増額です。N-Oneはグリーン化特例対象なので、10,800円→8,100円と安くなったのですが、原付二種のKSR2も1,600円→2,000円に値上げです。

なんで13年が基準なんだ?

13年前といえば、2003年、初代フィットとカローラが販売トップを争っていた時期ですね。初代フィットはまだまだよく見る車なので、大事にメンテナンスして乗っている方も多いのでないでしょうか?ビートは車歴20年以上なので、仕方ないですが13年というのは少し早い気がします。

ベストカーの記事を見てみると、総務省都道府県県税課の話として、

「平成13年度に始まったグリーン化税制は、環境配慮型税制で自動車の環境負荷に応じて自動車税の軽課または重課が始まりました。環境に優しいクルマを増やし、環境負荷が大きい車への重課が主な目的ですが、13年超となっているのは自動車の平均使用年数から決めています」たしかに自動車検査登録情報協会が発表した、新車登録後から抹消されるまでの期間を示した乗用車の平均使用年数を見ると重課される13年に近い12・64年。スクラップにして新車買い替えを促進させたエコカー補助金制度でも13年超のクルマが対象だった。(引用元:ベストカー)

みなさん、だいたい12年ぐらいで手放すんですね。タイミングベルトやサスあたりも10年ぐらいで一回手を入れていく必要が出てきますし、エアコンも壊れる頃ですね。年間1万キロなら13年で13万キロ。そういわれれば、13年は妥当な気がします。

古い車が環境負荷が高いのか?

環境負荷が大きい車=燃費が悪い?という考えな、すくなくとも、ビートは現行アルファード(e燃費で7~9km/Lぐらい)よりは、実燃費でも良いですよ。新しい車が環境にやさしいかといえば、そうでもないはず。EVも、今は火力発電が主ですからトータルのCO2排出量でいえばかなりあるはず。HV車もバッテリーやモータ等があるので、製造~解体/廃棄までの環境負荷が高く、走行分のメリットを打ち消してしまう可能性もあります。経年劣化で環境に悪影響があると同意できるのは、触媒の劣化による排気ガスの浄化が低下することぐらいでしょうか。クラッシックカーは、故障やらが怖くて走行距離も伸びないし、故障したら修理に時間がかかるので、エコなんですけどね(笑)

結局はスクラップインセンティブ

2009~10年のエコカー補助金の時と同じで、結局「環境の為」という仮面をかぶった経済政策の一環ですな。リッター10Kmも走らん車をエコカーに認めながら、環境を建前にしている税制なので、イラッとするんですな。本音で「旧車は税金を高くします。さっさと売っぱらって、新車に乗り換えなさいよ。その方が自動車メーカーも儲かるし、景気も良くなりますよ」と言ってもらった方が、よっぽどすっきりします。税金のことを言えば、ガソリンは相変わらず二重課税(ガソリン税に消費税がかかっている)だし、環境税はかかるわで自動車は税金まみれ、徴収し放題になってますね。

メーカーはそれでいいのか?

スクラップインセンティブ税制は日本の自動車メーカーも共犯くさい所。自工会から自動車の税制等については口出ししているはずなのに、メーカーにとっては、(新車の売り上げが伸びる)(旧車が廃車になれば、部品管理をしなくて済む)(旧車でリコールが起きた場合、被害範囲が少なくて済む)等々メリットもあるので、ウェルカムなんでしょうね。ただ、自動車メーカーが、<長く愛される製品は良い製品であり、そのブランド価値はかけがえのないものである>と認識しているのであれば、少しはこんな税制に反対した方がいいのでは?と思います。経済原理だけで自動車を作ってばかりいると、M自動車みたいに製品もおかしくなってきます。自動車は実用性の高い耐久消費財ですが、文化的な側面もあります。日本の自動車メーカーも自分の博物館だけでなく、自社のヘリテイジを維持している旧車ユーザも大事にしてほしいものです。

少なくとも部品供給だけは継続してほしい!!

ポルシェは、「最新のポルシェが最良のポルシェである」と言い続けてきましたが、過去のモデルを否定しているのではなく、過去の積み上げが現在のポルシェの価値を作り出していることをよくわかっています。その証拠に、このページを見てください。恐ろしいことに、過去のポルシェのほとんどのパーツが入手可能。生産台数が極端に少なくプレミアになっている911カレラRS 2.7(73カレラ)の専用ボディ外板まで純正部品で作ってます。過去生産された70%が今も走っているポルシェならではですが、こういった伝統を守っていく事が、ポルシェのクルマ作り、文化としてのクルマを大切にしていることがよくわかります。

ホンダもNSXリフレッシュプラン(今は中止してる)やビート20周年記念アクセサリー発売等を実施するなど、他の国産メーカーよりはわかっている方だと思いますが、それでもビートの欠品パーツも増えてきています。メーカにとっては新車販売が一番大事なのはわかりますが、レストアやリフレッシュは良いビジネスになると思うんですけどね。

遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(9)BEATを洗車する時の注意点

GWも、もう終わりなので、BEATの洗車の時の注意点を。(全然関係ないですが)

手洗い洗車が基本。高圧洗浄機も使わない

私のビートは、リペイント(再塗装)しているので、基本手洗いです。リペイントの場合、どんなに丁寧に処理しても、工場で作られた新車当時の電着塗装ではないため、塗装面が弱く、リペイントの塗料も水性塗料のはずなので、余計に注意した方が良いです。ケルヒャーのような高圧洗浄機も塗装面には良くないので、下回りも含め、車体には使いません。私も高圧洗浄機を持ってますが、せいぜいホイールを外して洗う時や、室内のマットを洗う時しか使ってないです。幸運にも当時のカラーで素晴らしい塗装面を保っているクルマでも、経年劣化は進んでますので、優しく洗ってあげた方が良いでしょう。結構強力なんですよね、ケルヒャー。ちなみに、機械洗車(ガソリンスタンドとかにあるやつ)も絶対だめですよ。

水洗いもシャワーで優しく

雨が降っても、雨漏りする車なので、水洗いの際もホースのシャワーで優しく水をかけてあげて下さい。と取説にも書いてあります。特にサイドからホースで勢いよく水をかけると、サイドガラスと幌の間とか、リアスクリーンの間とか漏れます。絶対。そもそも、私のビートはカーポート保管で、雨の日には乗らないので、そんなに汚れることはないのですが、それでもホコリやら花粉やら黄砂やらで汚れます。イエローなので、黄砂は見えないですが(笑)リペイントの事もあるので、あんまり洗いたくないのですが、汚れは劣化の原因(特に幌)にもなるので、月一回程度の間隔です。

ふき取りは確実に

シャンプーはほとんど使いませんが、ワックスはゴールドグリッタープラスを使ってます。屋根が無いので、ボディ面積も無く、車高も低いのでふき取りも楽ちんです。ただ、各種のゴムシールがヘタってたり、無くなってたりするので、新車当時には水の侵入が無かったところに水が入ったり、逆に水抜き穴が泥や落ち葉で詰まって、水が抜けず錆の発生原因になるので、洗車といえども、各パネルを開けて、きっちりふき取りましょう。錆のチェックにもなります。

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ボンネットを開ける。前ヒンジのボンネットは今見てもカッコイイ。

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フロントタイヤの上あたりに水がたまるので要注意。フロントウィンドウ側とタイヤハウス側のゴムシールのヘタりが原因。

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トランクの蝶番のボディ側根元あたりに水がたまる。錆が良く出るところ。オイルキャップのへこみもふき取りましょう。ちなみに、トランクフードで長方形に残るフタのような部分は、ハードトップが設定されたときのアンカーになる予定だっという噂。結局純正ハードトップは出ませんでした。

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給油口。水抜き穴があり、ここが詰まっていると錆びます。ボンネットの廻り、ドアの下側等のふき取りも忘れずに。

サイドシル内部の錆防止に、サイドシルの水抜き穴の掃除があります。要はサイドのエアインテークからホースで水をジャバジャバ注ぐと、サイドシル下部の穴から水が出てくるというやり方ですが、マメにやるとそれが原因で錆びそうなので、私は一回しかやったことがありません。そのときはちゃんと水が出たので大丈夫だと思います。

悩ましい幌の掃除(特にリアスクリーン)

ビートを3台とS2000に乗りましたが、幌のお手入れは毎回悩ましいです。ソフトトップなんざ、丈夫な折り畳み傘みたいなもんですから。ちなみに、今のビートは購入時に純正の新品の幌がついていたので、水洗い以外はやってませんが、汚れ防止と撥水性の維持のために防水スプレーをたまに吹いています。幌本体は、たまにカーシャンプーとタオルでゴシゴシしてあげれば汚れは取れるでしょう。問題はビニール製のリアスクリーンですが、直射日光で劣化、洗車でキズになり曇ってきます。基本は水でほこりや汚れを流し、ユニセーム等の洗車クロスを置いて水を吸い取ります。この時絶対にクロスを動かさない事。乾いたらプレクサスで仕上げてます。今のところキズや曇りもなくツヤツヤです。プレクサスはバイク用品店の特売で、バイクヘルメットのシールド用に買いましたが、なかなか良いです。幌のメンテナンスにはモータウンのオープンカー用のメンテキット等もあるので、気になる方はどうぞ。

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今のところ新車同様

ゴム部品のメンテナンス

一番悩ましいのは、ゴムとプラスチックパーツの劣化です。内装はアーマオール(水性)ウェザーストリップやシール等はKureラバープロテクタント(油性)を洗車後に塗ってます。ゴムやプラスティックはケアしても、紫外線、温度変化や加水分解等の化学変化で劣化やヘタリが出るのはさせられないです。こういうケミカルは劣化を遅らせる効果は期待できますが、ウェザーストリップはひび割れが生じているので、気休めですね。標準のスペアタイヤ(テンパータイヤ)もかなりひび割れてきました。空気が抜けてしまうようになれば、パンク修理キットとコンプレッサーを積もうと思ってます。

 

 

 

 

 

遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(8)S660&BEATマガジンを買った

S660の発売前と後でちょっと変わった事は、雑誌関連のメディアでビートの特集本や、特集が組まれた事ですね。スポーツカーの類は、趣味車ということもあって、購入する人も関連するグッズや書籍なんかを集めるタイプが多いんでしょうね。S660もビートの再来といわれ、ミッドシップであることや、スタイリングも似ているところで、引っ張り出されてますね。流れは東京モータショーでのEV-STARの発表からS660の発売までの間で、ビート人気が上がってきた(?)からかもしれません。今回は最近のビート特集本をご紹介します。

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EV-Star EVだったら考えたかも…

■HONDA SiRマガジン(ホンダエスアイアールマガジン)Vol.2(2014年4月発売)

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本編はシビック特集ですが、”2014年仕様ビートに乗った!?”として特集が組まれています。佐賀のレーシングファクトリ-ASOさんのメンテナンスポイントの解説が、チューンナップよりも、リフレッシュ、メンテナンスに重きを置いた内容で20Pのボリュームですが、とってもためになります。電装系トラブルのイグニッションコイルへの着目、3000Kmごとのエアフィルター交換やバンプラバーの重要性等、発売当時のままでビートを楽しみたい方には参考になる情報です。ビートのエンスー本というと、すぐタイミングベルト、ディストリビュータ、幌、錆の話を出しておけばよいという中、実際の経験則に基づいた情報はありがたいです。トーヨーのトランピオLukのタイヤ+純正ホイールが当時の乗り味に近いということなので、次回のタイヤ交換には参考にさせてもらいます。このムックは、まだ買えるようなので、是非買っておきましょう。

■オートメカニック特別編集 こだわりの軽カーメンテ(2015年8月発売)

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S660発売に合わせ、ビート/カプチーノ/ジムニ-のメンテガイドが再編集して発売されました。ビートについてはエンジンのリフレッシュ記事が殆どで、2012年8月臨時増刊号「エンジンメンテパーフェクトBOOK」のE07A特集の再録です。内容的にはDIYでもエンジンオーバホールが中心の上級者向けの内容なので、普段のメンテには関係ないですが、エンジン系でトラブルがあった際のヒントにはなるかと思います。分解~リフレッシュの段階が詳細に記載されていて、E07Aが素晴らしいエンジンであることを再認識できます。しかし、このムックも売り切れらしく、某オクですでに定価以上の値段がついてますねぇ~みなさん、エンジンOHを自分でやるのかしら?

■S600&BEAT MAGAZINE(2016年3月発売)

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先日本屋で横積みになっていたので、衝動買いしました。内容については特に目新しいものはなかったのですが、純正部品パーツリストがついているのは、エンスーCARガイドを出してる出版社ならではですね。私の好きな『マクロス』のバルキリーをデザインした河森正治さんのインタビューは新しい切り口です。今年のオートサロンでホンダアクセスが出したS660の丸目レトロ調カスタムは河森さんも褒めてましたが、私もあれにはちょっと心が動きました。(写真は下記)

【東京オートサロン16】原形なし、S660 が「ネオ・クラシック」に変身…ホンダアクセス有志が自主制作

S660とビートの情報が交互に出てくるので、若干散漫な編集ですが、S660のリアブレーキキャリパーがビートに流用できるという記事が載ってました。フロントはFit用とか流用かできるのですが、リアキャリパーは純正部品が廃番になっているのと、パーキングがあるので流用が難しかったので良いニュースです。流用できるパーツについては、今後も検証されて行ってほしい所です。ああ、ビートにS07Aを載せるのとかあるんだろうなあ~きっと。

「ヤフオクで25万のビートを買っても大丈夫ですか!?」の見開き記事は面白かったです。結論は「25万でもアタリがあるし50万でもダメなものはある」有名なボディショップカミムラさんの解説が入ってますが、やはり長期保管車はお勧めしないとの事。私のブログでも書きましたが、ビートの中古は、距離数が少なくて価格が高い車は要注意です。

この本を買ってきたら「ビート売ってS660を買うつもり?」と嫁に疑惑の目を向けられました。すみません。S660は買いません。万が一宝くじが当たってら、ビートのリビルドエンジンとミッションがほしいです…