さて、前回からの続きです。
マフラー交換
ビートのエキゾースト系は、MRのためエンジンルームが車体の後ろとなり、エキマニ、触媒、マフラーが狭いスペースにぎっしり入ってます。ノーマルマフラーもヌケのいい構造でよくできているのですが、サイレンサー部がモナカみたいな凸凹になっていて格好悪いのと、貧相なシングル出しのテールパイプが気に入りません。また購入時から排気口から若干のスラッジ(オイル?)が出ていたのと、全体に錆が進行していたので、交換することにしました。寿命は長いですが、マフラーも交換が必要となるパーツですので、HKS、Feels、無限、フジツボ等々結構新品で入手できます。選択肢があるというのはありがたいのですが、かなり悩んだ末にフジツボのレガリスKに決めました。実は2台目もこのマフラーだったのですが、音量もほとんど純正と変わらず、4本出し(3気筒なのにとか言わないでください(笑))のテールが気に入ってます。前述の通りスペースに余裕がなく、メーカー側で吸排気系はきっちりチューニングされているので、あまり尖ったマフラーは除外して、純正+αでカッコだけを追求しました。リア周りのジャッキアップと、リアバンパー外しだけで交換は可能ですので、ネットで購入しDIYで取り付け。作業時に触媒側のガスケットが添付されないのに気づき、流用したのですが、時々車内に排ガス臭が漂うようになり、確認したところやはり排ガスが漏れてました。ガスケットは純正品でHondaから入手できます。
格好はいいのですが、左右内側のパイプからは排気ガスがあんまり出ません(笑)純正と違って、リアバンパーの下から、ちょろっとステンのタイコが見えるのがGoodです。
O2センサー交換
上の写真でも外側のパイプについてますが、マフラーからスラッジが出ます。また低速での減速時のアクセルオフで、マフラーあたりからポンとかパンとかいう爆発音が出ることがありました。スラッジは排気ガスが白煙を上げるほどではないので、オイル廻りではないとは思います。またバックファイアとも言えない音量の音について考えると、燃料が微妙に完全燃焼していない事が想像できます。点火系やECUも怪しい感じですが、全体的にエンジンの調子は良いので、とりあえず劣化してそうなO2センサーを交換することにしました。ネットでBoschのラムダセンサー(品番:15733(LS602))を注文しました。得意のDIYですが、触媒のエンジン側の取付場所が凹んでいるのと、遮熱版が邪魔で、普通のレンチでは取り外しができません。ケーブルもあるため、O2センサーソケットという切り欠きのあるソケットを使うと楽ちんです。配線も数本なので簡単に済ませ、ECUをリセットして完了。で、効果ですが、低速時のアクセルオフ時の音はほとんどしなくなりました。が、スラッジは思ったほど減りませんでした。うーん、吸気系のセンサーかインジェクターかヘッド回りのオイルですかねえ…まあ、通常走行には問題はないのでとりあえず今後の課題ということで。
(おまけ)ガソリンはハイオクにするかレギュラーにするか?
マフラーからの音の時に、ハイオクを試してみましたがほとんど効果はありませんでした。ハイオクにはエンジン洗浄成分が含まれているので、それには期待できますが、パワー面ではオクタン価を上げても、ECUがレギュラーのみのMapしか持っていないので、無意味でしょうね。S2000やシビックタイプRユーロの時はハイオク指定だったので、レギュラーはNGでしたが、間違ってレギュラーを入れるとエンジン側で判定して低オクタン用のMapに切り替わるようです。車種やビートでも個体によっても効果があるかもしれませんが、私のビートはレギュラーの方が相性がいいようです。
三代目ビートの話は今回で終わりです。
また手を入れたら報告します。