もうほとんど購入できない2サイクルバイクの魅力(3)(ただし原付2種)

色々と事情がありまして、KSR2もしばらくの休養に入っておりました。その間に、我が家にニューフェイスが…

嫁の仕事用にビーノを買う

嫁の仕事の関係で原付が必要になり(ヤマハ・ビーノ)を中古で購入。年式は2013年(たぶん)のフルインジェクションモデル。走行6000キロちょっと。色はワインレッド、程度もよくきれいな車体です。リアタイヤ、バッテリ-は新品交換済。しかし、嫁は普通免許のオマケの原付免許で、生まれて初めての原付運転。KSR2で事前に練習するわけにもいかず、納車時には私がバイク店まで取りに行きました。

バイク店まで、静岡駅からバスに乗り15分。メットを持って交通機関に乗ると、バイク免許を取りに教習所に行ってた頃をほんのり思い出します。

店でひととおり説明を聞き、さて家まで乗って帰るかと走り始めると、

遅い!遅すぎる!

4スト原付の遅さは噂では聞いてましたが、加速感がぬるいです。高校時代のDJ1とかチャンプとかの、2ストスクーターの鋭い加速を体が覚えていただけに、あまりにも物足りません。当時のロードパルとかパッソルぐらいの感じ。まあ嫁が乗るのでこのくらいの方が運転しやすいかもしません。

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形は可愛いし、メットインは便利。

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メットはOGKカブトのKL-minn。嫁は頭が小さいのでXSサイズで帽体も小さいメットにした

しばらく、おっかなびっくりの練習がてら、パートの通勤やらで使ってましたが、購入後2カ月でやっとVinoのガソリンが無くなってきました。嫁は原付でのガソリン給油も初めてなので、セルフ式のGSでガソリンを入れる練習をすることに。KSR2なら二人乗りで行けるのですが(ウソです。KSR2は原付二種ですが、乗れません。乗ったら違反になるのかしら)ビーノに二人乗りすれば、確実に捕まります。ということで、VinoとKSR2の2台でGSへ向かうことにしました。

KSR2の反乱

たしか、年明けに一度乗ったっきり、何やかやで乗れてないKSR2。交換した中華バッテリーもすっかりお亡くなりになり、チャージャーでも充電できなくなってますが、まあ走れるのでそのままで行きます。カバーを外し、燃料コックを開け、チョークレバーを引き、キック。まあ冷間で一発でかかったためしの無いKSR2なので、再度キック。う、なにやら臭ってる?

ガソリン臭い!

車体の下にガソリンが漏れてます。以前にも長期保存後の一発目に漏れたこと経験から、キャブのオーバーフローと判断し、燃料コックを閉じすぐ止まりました。アブないので、すぐ水でガソリンは流しましたが、後ろからの嫁の視線が痛いです。

応急処置

キャブのオーバーフローパイプからの漏れなので、フロート、またはバルブの固着です。オーバホールしたいところですが、嫁はメットをかぶり準備万端です。半日は待ってもらえないでしょう(笑)ということで、プラスチックハンマーでキャブのフロート部をコンコンやさしく叩きます。

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キックに付けてるゴムはモンキーのステップ用ゴム。スニーカーの穴あき防止用です(笑)

燃料コックを開けると、無事止まりました(笑)無事にエンジンもかかり、Vinoガソリン補給もミッション達成です。

しかし、長期保存後に一度OHしてるのですが、ここ数カ月でまた固着したのか…やはり1カ月に一度は乗らなくてはと思う今日この頃でした。

また駐車場が赤・黄・青の信号機になりました(笑)

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「自分は営業に向いていない」とあきらめる前に【第3回】お客様のいう事はすべて正しい

少し時間が空いてすみません。これからは、営業職にとって一番大切なお客様とのコミュニケーションについて書いていきます。

先輩の机にあった置物に書かれた言葉

営業に異動になって、当時指導していただいた先輩の机の上に、小さな石のような置物があり、その石には、第1原則「顧客はいつも正しい」、第2原則「たとえ顧客が間違っていると思っても、第1原則を読み返せ」と書いてありました。海外のお土産だったらしく原文は英語で書かれていました。見た当時は、「三波春夫の(お客様は神様です)的なビジネス金言か。どこでも同じようなことを言うもんだ。」とあまり感動も共感もありませんでしたが、様々な業種での営業経験を積み重ねるうちに、私にとっては大切な言葉になりました。でもこの言葉、言葉通りにとらえると、三波春夫の言葉と同じく、今では違和感があるかもしれません。

スチュ-・レオナードというスーパー

さて、この言葉、後で調べてみると「スチュー・レオナード」というアメリカ・コネチカット州の有名なスーパーの経営ポリシーでした。

RULE1 「THE CUSTOMER IS ALWAYS RIGHT」(お客様は常に正しい)

RULE2 「IF THE CUSTOMER IS EVER WRONG REREAD RULE1」(お客様がもし間違っていたらルール1.を読み直しなさい)

Stewleonard社 HP(下の方にPolcyRockが掲載されています。この形の置物でした)

米ウォルマートや日本のイオンのような巨大チェーン店ではなく、4店舗しかない家族経営の地方のスーパーです。ところが、ポリシー通り常にお客様の要望を取り入れ、お客様を楽しませる仕掛けや良質な商品構成で、他のスーパーとは一線を画す高粗利率の経営を行い、世界中から多くの視察が訪れる有名なスーパーだそうです。HPには子供を楽しませる仕掛けや、豊富な試食があるとの事なので、さながらディズニーランドのようなお店のようです。

ルール1 お客様は常に正しいのか?

営業活動の中で、お客様から無理難題、時には理不尽な事を要求されることはよくあることです。そんな時「客なら何を言ってもいいのか?何でもいう事を聞けばいいのか?」という疑問もあると思います。お客様と営業は決して”王様と奴隷”の関係ではありません。「お客様が正しい」というのは、お客の言動や要望がすべて正しいという意味ではなく、「お客様がいなければ、そもそもビジネスが成り立たない。お客様の声を常に聴き、受け入れ、行動する」という事だと思っています。

ただ、お客様の中には、自分のストレス発散のため、意図的に貶めようとするクレーマーのようなお客様もたまにはいます。今回は触れませんが、本来は対等な商取引の場を、「お客様は神様」と金を払うほうが上だと立場の上下にすり替えてしまうお客様には、ケースバイケースでの対応が必要です。

ルール2 お客様が間違っていたら?

お客様の無理難題や要求を「お客様が間違っている」と感じたときには、それは自分の考えや、自分の会社の方針と異なっているからです。お客様がビジネスの中心であるならば、ルール1の戻り、なぜお客様が理不尽なことを言うのか?要望が受け入れられないのはなぜか?を再度考えるべきです。お客様にはお客様の都合があり、自分や自社のルールには合わせませんし、お客様の都合もどんどん変わっていきます。IT関係ですと、お客様の方が変化に敏感で、先進的な場合もありますし、ITをきっかけで経営を変えたいを思っているお客様も多いと思います。常に、自分が間違っていないか?という意識を持ち、無理難題の中に潜んでいるお客様の変化を読み取って、お客様との関係を適切なものにするのが営業の大きなミッションだと思います。

売ってやらないという特権

「お客様に買ってもらうのは大変だ」「これだけ契約しないと今月は目標未達だ」最初からこんな頭の中で、お客様と接していれば、お客様との関係も「お願いですから買ってください」という”王様と奴隷”の雰囲気になってきます。”王様と奴隷”の場合、王様からの言葉は命令になってしまい、コミュニケーションは成り立ちません。お客様と対等なパートナーとなるには、営業の”下から目線”を変える必要があります。幸い、営業には「こんな客には売ってやるものか」という特権があります。誤解が無いように言えば、実際に無理難題を言うお客様に売らないわけではありませんし、横柄にふるまったり、威張れと言ってるわけではありません。あくまで、”売ってやらない特権”が営業にあるという意識を持って、お客様に接するだけで、お客様と対等なスタンスでコミュニケーションを深めることができると思います。

お客様は常に世の中のトレンドを勉強し、他社と比較しています。お客様の声にはコンサルティングの報告と同じくらいの価値があります。お客様とお互いに信頼した関係で、コミュニケーションが取れる営業の意識を大事にしてください。

「お客様は神様です」の正しい意味

少し外れますが、三波春夫の「お客様は神様です」も決して、”お客様がお金を払ってくれるから、お客様を神様のように扱う”ではありません。この言葉が間違った意味で広まってしまったのも、お客様側の”買ってやる”意識が根深くあるんでしょうね。

「歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って、心をまっさらにしなければ完璧な藝をお見せすることはできないのです。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです」

出典:三波春夫オフィシャルサイト 「お客様は神様です」について

営業活動で、お客様から「お客様は神様だろ」と言われたら、正しい理由を教えてあげましょう(笑)

 

次回に続く

遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(10)自動車税が大幅に上がりよった!

皆様のお手元にも、届いているかと思います。

クルマを持っている人にとっては、この時期の風物詩。

納期限がボーナス前の自動車税の納付書です。

ビートの税金が大幅にアップ!!

今年から軽自動車の税率改正があり、グリーン化特例の無い普通の自家用軽自動車でも7200円→10,800円になったのですが、ビートはなんと12,900円。最初の新規検査から13年超の車両には「経年重課」適用とのこと。重課がかかるのは軽も普通車も変わらないようですが、軽自動車の税金が上がったので、ほぼ1.8倍の増額です。N-Oneはグリーン化特例対象なので、10,800円→8,100円と安くなったのですが、原付二種のKSR2も1,600円→2,000円に値上げです。

なんで13年が基準なんだ?

13年前といえば、2003年、初代フィットとカローラが販売トップを争っていた時期ですね。初代フィットはまだまだよく見る車なので、大事にメンテナンスして乗っている方も多いのでないでしょうか?ビートは車歴20年以上なので、仕方ないですが13年というのは少し早い気がします。

ベストカーの記事を見てみると、総務省都道府県県税課の話として、

「平成13年度に始まったグリーン化税制は、環境配慮型税制で自動車の環境負荷に応じて自動車税の軽課または重課が始まりました。環境に優しいクルマを増やし、環境負荷が大きい車への重課が主な目的ですが、13年超となっているのは自動車の平均使用年数から決めています」たしかに自動車検査登録情報協会が発表した、新車登録後から抹消されるまでの期間を示した乗用車の平均使用年数を見ると重課される13年に近い12・64年。スクラップにして新車買い替えを促進させたエコカー補助金制度でも13年超のクルマが対象だった。(引用元:ベストカー)

みなさん、だいたい12年ぐらいで手放すんですね。タイミングベルトやサスあたりも10年ぐらいで一回手を入れていく必要が出てきますし、エアコンも壊れる頃ですね。年間1万キロなら13年で13万キロ。そういわれれば、13年は妥当な気がします。

古い車が環境負荷が高いのか?

環境負荷が大きい車=燃費が悪い?という考えな、すくなくとも、ビートは現行アルファード(e燃費で7~9km/Lぐらい)よりは、実燃費でも良いですよ。新しい車が環境にやさしいかといえば、そうでもないはず。EVも、今は火力発電が主ですからトータルのCO2排出量でいえばかなりあるはず。HV車もバッテリーやモータ等があるので、製造~解体/廃棄までの環境負荷が高く、走行分のメリットを打ち消してしまう可能性もあります。経年劣化で環境に悪影響があると同意できるのは、触媒の劣化による排気ガスの浄化が低下することぐらいでしょうか。クラッシックカーは、故障やらが怖くて走行距離も伸びないし、故障したら修理に時間がかかるので、エコなんですけどね(笑)

結局はスクラップインセンティブ

2009~10年のエコカー補助金の時と同じで、結局「環境の為」という仮面をかぶった経済政策の一環ですな。リッター10Kmも走らん車をエコカーに認めながら、環境を建前にしている税制なので、イラッとするんですな。本音で「旧車は税金を高くします。さっさと売っぱらって、新車に乗り換えなさいよ。その方が自動車メーカーも儲かるし、景気も良くなりますよ」と言ってもらった方が、よっぽどすっきりします。税金のことを言えば、ガソリンは相変わらず二重課税(ガソリン税に消費税がかかっている)だし、環境税はかかるわで自動車は税金まみれ、徴収し放題になってますね。

メーカーはそれでいいのか?

スクラップインセンティブ税制は日本の自動車メーカーも共犯くさい所。自工会から自動車の税制等については口出ししているはずなのに、メーカーにとっては、(新車の売り上げが伸びる)(旧車が廃車になれば、部品管理をしなくて済む)(旧車でリコールが起きた場合、被害範囲が少なくて済む)等々メリットもあるので、ウェルカムなんでしょうね。ただ、自動車メーカーが、<長く愛される製品は良い製品であり、そのブランド価値はかけがえのないものである>と認識しているのであれば、少しはこんな税制に反対した方がいいのでは?と思います。経済原理だけで自動車を作ってばかりいると、M自動車みたいに製品もおかしくなってきます。自動車は実用性の高い耐久消費財ですが、文化的な側面もあります。日本の自動車メーカーも自分の博物館だけでなく、自社のヘリテイジを維持している旧車ユーザも大事にしてほしいものです。

少なくとも部品供給だけは継続してほしい!!

ポルシェは、「最新のポルシェが最良のポルシェである」と言い続けてきましたが、過去のモデルを否定しているのではなく、過去の積み上げが現在のポルシェの価値を作り出していることをよくわかっています。その証拠に、このページを見てください。恐ろしいことに、過去のポルシェのほとんどのパーツが入手可能。生産台数が極端に少なくプレミアになっている911カレラRS 2.7(73カレラ)の専用ボディ外板まで純正部品で作ってます。過去生産された70%が今も走っているポルシェならではですが、こういった伝統を守っていく事が、ポルシェのクルマ作り、文化としてのクルマを大切にしていることがよくわかります。

ホンダもNSXリフレッシュプラン(今は中止してる)やビート20周年記念アクセサリー発売等を実施するなど、他の国産メーカーよりはわかっている方だと思いますが、それでもビートの欠品パーツも増えてきています。メーカにとっては新車販売が一番大事なのはわかりますが、レストアやリフレッシュは良いビジネスになると思うんですけどね。

シビックタイプRユーロからホンダN-ONEに買い替えた(その⑥)

今回は、N-Oneの内装はがしの話。といっても、DIY好きの方でなければ、あまり関係ない話です。

純正ナビのパーキング信号をキャンセルする

ホンダの場合インターナビも便利なので、純正ナビ付きで購入される方も多いでしょう。純正ナビの使い勝手が悪いのは、走行中操作できなかったり、TVが見られない事。助手席の方の満足度向上のため、走行中でも操作可能にするのは、難しい話ではありません。ナビのメーカや自動車の種類によっては加速度センサー等で制御しているものもあり、こうなってくるとキャンセラー等を組み込む必要があります。ホンダの純正ナビのギャザスの場合は、パーキングブレーキからの信号で操作の可/不可を判定しているので、パーキング信号の配線を常にON(配線を短絡させる)だけで解除が可能です。

ナビ外し

パーキング信号線は当然ナビの後ろに接続されているので、ナビをインパネから取り外す必要があります。新車のインパネを剥がすのは気が引けますが、ネットの先駆者の方々の情報を参考に、チャレンジです。ナビ下のネジを一本緩めて、後はナビ周りの化粧パネルごとベキベキと外していきます(この時キズ防止のため、周りの養生と、セレクタレバーを一番下に下げておくとよい。ナビのセキュリティ設定もキャンセルしておきましょう)新車だけにがっちりハマってます。ある程度外れかかったとき、ベキッとインパネ側のパネルの一部が外れてしまいました。

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ちょっと写真のホワイトが飛んでますがすみません。黄色四角部が思いのほかに外れたところ。

ナビのガタツキが始まる

パーキング配線のキャンセル方法は他の方のページにお任せするとして、ちゃっちゃと作業してナビを戻します。問題なく戻せたのですが、クルマの振動に合わせてナビが揺れるようになりました。それもかなり大きめに。見ると、タコメーターの横のパネル(外した時にバキッと外れたとこ)が緩んで前に飛び出してきてます。そのまま押して戻してもまたすぐに外れて出てきてしまいます。ちゃんとハマってなかったかなぁ~と再度ナビの取り外しを行います。

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ここ(黄丸部)が緩んで前に出てくる

再度インパネを開けてみる

ちゃんと戻せば、戻るであろうという推測のもと、もう一度ナビを外し、インパネをしっかり戻すことに。二度目なので、パネル外しも慣れたものです。で、結果は…

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インパネの緩んでいるところにちょうどプラスチックのツメがあり、ボディ側と嵌合するようになってます(写真の黄色丸内)このツメが死んでました。引っ掛かり、ハマる部分が折れてダメになってました。いろいろ考えましたが、結局両面テープを厚めにまき、さらにボディ側と貼り付けました。ナビ取付部のネジ2本の増し締めも行い、結果は多少マシになりました。

N-Oneのナビ周りを触るときの注意点

結局、今回の結論としては、N-Oneのインパネは素人が外すなという事です。もしかすると、プロでも外せばツメは折れる構造なのかもしれません。ツメだけ交換はできない構造なので、しっかりはめ直すにはインパネごとの交換になります。ナビは、ナビ周りのパネルのみで外せるので、力を加減するか、運転席側のパネルが外れないよう押さえて作業しましょう。N-oneの内装は普通車同等の立派なものですが、純正スピーカーといい内側はコストダウンのせいかビートと比べ、簡素な構造になっているものが多い気がします。そもそも、ナビ装着モデルのデザインは重いナビをプラスチックのフレームで斜めに支える構造で、無理があるデザインです。せめてナビの下側を浮かせずに、インパネと一体化してくれていればガタツキは出ないはずなのですが。こんなところもコストダウンの一環でしょうか?N-oneオーナーの方も結構ナビのガタツキには困っている方も多いのではないでしょうか?

 

シビックタイプRユーロからホンダN-ONEに買い替えた(その⑤)

N-oneもエンジンは、プッシュ式スタートボタンを押して始動します。鍵を全く使わずに、クルマに乗れるスマートエントリ(ホンダだとスマートキー)とのセットで急速に採用する車が増えてきました。今回はこのエンジンスタートスイッチについての話題。

スタートスイッチは、そもそもスポーツカーの装備?

シビックタイプRユーロの前はS2000だったので、ボタンでエンジンをスタートするには慣れてます(笑)以前のスタートスイッチは、①車に乗る②キーをキーシリンダーに挿してACC→ONへ回す③スタートボタンでエンジン始動。という感じで、まかり間違ってエンストすると、再始動も”キーをいったん戻してからボタンを押す”という、ちょっとアセル仕様でした。スポーツカーとして、エンジンを目覚めさせる儀式的なもので、モチーフはレーシングカーのスタートボタンとかキルスイッチのイメージでしょう。最初のうちはフツーのクルマとは違うんだぜ的にカッコよく、気分が上がりますが、私的には慣れるとメンドクサイものでした。

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S2000のスタートボタン。懐かしい感じがします。(写真はHONDA HPより)

プリウスあたりから一般化した?

プリウスはスタートボタン押しても、エンジンかからないですね。EV的で家電的なノリで従来のキーを回すところから脱却したかったのでしょうし、実際ハイブリッドのイメージにはあってます。その後、各社からいろんな車に、トランスミッションのエンジン協調制御や、アイドリングストップ、マイルドハイブリッド、衝突防止自動ブレーキ等の技術が搭載されるようになり、車の電装品が増えてきたのもスターターボタンに代わっていった背景かもしれません。コスト的にもキーシリンダーよりボタンの方が安くなるのかもしれません。プリウスの真似したわけじゃないとは思いますけどね。

で、問題は左か右か?

スタートボタンの位置は、S2000とシビックタイプRユーロはハンドルの右側、N-ONEは左側にあります。右側、左側のどっちに配置するかは、いろいろ説はあるようですが、最近は左側に置くようになっているみたいですね。左側にボタンがあるのは

・運転手が急に意識を失った場合、助手席の人がエンジンを止められる。

・ATのセレクトレバーが左側にあるので、発進の際にスタートボタン→セレクトレバーと左手のみで操作でき便利。

・右側だと、乗り込んだ時に、ドアを閉める前にスタートボタンを押しながら乗るとドアと車体に手を挟む可能性がある。

が大きな理由らしいですが、だったらキーで回すのも左側にした方がいいのでは?とも思いますね。最近のホンダはたぶん全部左ですが、トヨタでは、レクサスは左ですが、プリウスも新型では右側になったし、シエンタも右みたいです。正解はどちらなんでしょうか?単純にデザインの都合か、コストの関係なのかなとも思いますね。

N-ONEのスタートボタン位置は悪すぎ

まあ、左でも慣れちゃうものですが、ずっと右側のボタンでスタートしてきたこともあり、まだ慣れないです。たまに、右側の何もない場所を押そうとして、苦笑いしてます。場所もわるく、乗り込むとハンドルに隠れて見えません。見えない割には、右側にあるハザードスイッチとスタートボタンが赤色の似た色で、たまにハザードスイッチと間違えて押すこともあったりします(その時はスタートボタンの赤いボタンの色が見える)うーん、やっぱり右側の方がいいなあ。もう一つ言わせてもらえば、右側のECONボタン(エコモードを解除するボタン)も下の方についていて、押すなと言わんばかりです。最近のクルマのスイッチ系はあまりよく考えられてない感じがします。

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ハザードとスタートボタンがの位置関係。押し間違いは私だけ?(写真はHONDA HPより)

N-ONEのスタートボタンの豆知識

・ラジオだけつけたいときは、ブレーキを踏まずにスタートボタンを押す(ACCモード)。もう一度押せばエンジンがかからないONモード、もう一度押すとオフ。

・出先でスマートキーの電池がなくなったときは、スマートキー内蔵の鍵を引き出し、ドアを開ける。その後スマートキーでスタートボタンを押せばエンジンをかけられる。(物理鍵で解錠すると、セキュリティが作動するので数十秒以内で)

・走行中でも3秒以上スタートボタンを押すと、セレクターのポジションに関わらずエンジンが止まる。

・エンジンをかけたまま、スマートキーを持って車外に出ると警報音が出ます。これは、とじ込み防止の意味もあるが、アメリカでスマートキーの車をガレージに入れ、エンジン止め忘れ、一酸化炭素中毒での死亡事故があったためらしい。

昔は、クルマにもチョークレバーがあり、寒い時期には運転席のレバーを引いて始動してました。キャブレターが電子化され無くなりましたが(キャブ自体も無くなった)チョークレバーと同様に、キーを回す行為もどんどん無くなっていくんでしょうね。テスラはスマホで解錠、始動できるらしいので、キーそのものも無くなるんでしょうね。

 

 

 

 

シビックタイプRユーロからホンダN-ONEに買い替えた(その④)

さて、嫁の要望で購入したN-oneですが、すでに6カ月が過ぎました。最近の軽自動車のデキの良さに感心しつつも、気に入らない点もいくつかあります。

アイドリングストップの制御

時速20Km/hぐらいでブレーキをかけていると、走行中でもエンジン止まります。これが曲者で、スムーズに停止する為に、停止直前にブレーキを少し緩めるクセがあるのですが、加速と判断してエンジンがかかり、またブレーキを踏むとエンジンが止まりギクシャクした運転になってしまいます。停止前にブレーキをほんの少し緩めるのは、二十数年前の教習所でも習った気がするのですが、最近はカックンブレーキを推奨しているのでしょうか?左折進入の始めの直進部でエンジンが止まり、ハンドル切り始めに再始動しビックリすることがあります。また、20メートルぐらいの交差が連続する信号のない路地道を走るときも、一旦停止の都度止まってくれるので、ストレスです。ブレーキを完全に踏まなければエンジンは止まらないので、一旦停止の場所もブレーキ緩めでズルズル進めばエンジンは止まりませんが、やはり一旦停止は守った方が良いでしょう(笑)

ECOボタンを押して、アイドリングストップ(ISS)を解除すればいいのですが、燃費や環境を考えれば、後ろめたい気もするので我慢してます。ISSを否定するつもりはないですが、スムーズに運転できない制御は、燃費の為とはいえ、はっきり言って攻めすぎ、やりすぎです。そのくせ再始動条件が緩く、すぐ再始動するのもほんとに燃費の為かよとイラッとします。

一つの解決策は、”クルマが完全に停止してから数秒後に停止するモード”をECOボタンで設定できるようにしてほしい。短時間で間欠的にエンジンの始動/停止を繰り返すのは、エンジン(ターボ)や、高価なISS専用バッテリーにも負荷がかかるので、メーカーも意図するところではないでしょう。この制御はリアルワールドでのテストで確認されたものではなく、メーカーがカタログ燃費で他社に負けないための机上の結論で設計された制御にしか思えません。この後にも書く重量増になる不要な装備をてんこ盛りにしておいて、時速20Km/hからエンジン止めるISSがついているのは、まったく合理的ではないですね。

期待ほどではない燃費

スリーダイヤさんのおかげで、世間の注目を集める自動車の燃費ですが、皆様もお気づきの通り、自動車のカタログ燃費ほどあてにならないものはありません。N-oneもカタログ値25.8㎞/Lに対し、私の乗り方では、市街地で12~15㎞/L、高速道路で20km/Lぐらいです。カタログ燃費は、一定条件下でのベストなので、実走行の条件では大幅に変動するのですが、カタログ燃費を超えることはないでしょう(笑)ターボ車なので、ECONボタンをOFFにして元気よく走ると、あっという間に10km/Lぐらいになるときもあります。近所のチョイノリ中心であれば、ノーマルエンジンの方が燃費はよいのではないでしょうか?しかし、感性の合わないISSや、いろいろな省燃費の工夫をしているとは思いますが、20数年前のビートは市街地でも13km/L、高速でおとなしく走ると20km/L以上走るときもあります。カタログ燃費は17.6km/L(当時は10モード)なので、達成率はなかなかのものです。  最近の軽自動車(軽だけじゃないかもしれませんが)はJC08モード燃費のテストでベストが出るようにチューニングされているようにしか思えません。スリーダイヤさんの問題だけでなく、そろそろメーカーも実走行燃費で勝負してほしいものです。

ディスプレイオーディオ以外のインパネと標準スピーカー

ディスプレイオーディオの内装はすっきりしていて、画面が少し奥まったデザインで一体感があります。が、ディーラーナビや社外ナビを取り付けると、取って付けた感のある出っ張りデザインになります。完全に元のデザインはディスプレイオーディオのはずですが、何らかの制限で後付けでこんなデザインになってしまった感が半端ないです。次回書きますが、この部分は構造上もおかしいです。ディスプレイオーディオのデザインのまま、ナビ付けられなかったんですかね…

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すっきりしているディスプレイオーディオ。こっちのほうが好み(写真はホンダHPより)

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写真ではそうでもないが、ナビを付けると出っ張る。ナビ下に使えないスペースができる。

あと、標準でスピーカー入ってますが、フレームもプラスティックでろくに鳴りません。一応プレミアムなツアラーなので、まともなスピーカーにしてもらいたいものです。

過剰装備の数々

ボディカラーの関係でプレミアムツアラーを選ばざるを得なかったのですが、それにしても過剰装備です。クルマを買う時にカタログを並べて、装備数で決める人はそんなにいないと思うのですが、ほとんど使わない装備です。

・CVTパドルコントロール

7速で変更できるそうですが、エンジンブレーキの時に一回使ったきりです。DSGならともかく、CVTには全く不要です。

・クルーズコントロール

高速で使いましたが、普通のクルコンなので、レーダで前走車との間隔をキープするタイプではありません。燃費には有効なのかもしれませんが、たぶん使わないです。

・オートリトラミラー

そもそも車幅の狭い軽自動車で電動格納ミラーって必要ですか?しかも自動で格納するやつ。スイッチ切ってます。

・15インチアルミ

純正のアルミホイールは大抵重いので、たぶん14インチの方が軽いのではないかと思います。15インチは55扁平になり、エアボリュームも減るので乗り心地も悪くなっているのでは?と思うので機会があればインチダウンしたいかなぁ。

最後の方は、そもそもプレミアムツアラーを選んだから標準で装備されてしまったので、私も悪いのですが、軽自動車の装備は車格からしても、機能として不要なものが多くなってきました。普通車からダウンサイズする人向けに装備を落としたくないのもわかりますが、リアブレーキをディスクにするとか、サスのダンパーの径を太くするとか、クルマとしての基本性能の部分にコストをかけてほしいと思います。

遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(9)BEATを洗車する時の注意点

GWも、もう終わりなので、BEATの洗車の時の注意点を。(全然関係ないですが)

手洗い洗車が基本。高圧洗浄機も使わない

私のビートは、リペイント(再塗装)しているので、基本手洗いです。リペイントの場合、どんなに丁寧に処理しても、工場で作られた新車当時の電着塗装ではないため、塗装面が弱く、リペイントの塗料も水性塗料のはずなので、余計に注意した方が良いです。ケルヒャーのような高圧洗浄機も塗装面には良くないので、下回りも含め、車体には使いません。私も高圧洗浄機を持ってますが、せいぜいホイールを外して洗う時や、室内のマットを洗う時しか使ってないです。幸運にも当時のカラーで素晴らしい塗装面を保っているクルマでも、経年劣化は進んでますので、優しく洗ってあげた方が良いでしょう。結構強力なんですよね、ケルヒャー。ちなみに、機械洗車(ガソリンスタンドとかにあるやつ)も絶対だめですよ。

水洗いもシャワーで優しく

雨が降っても、雨漏りする車なので、水洗いの際もホースのシャワーで優しく水をかけてあげて下さい。と取説にも書いてあります。特にサイドからホースで勢いよく水をかけると、サイドガラスと幌の間とか、リアスクリーンの間とか漏れます。絶対。そもそも、私のビートはカーポート保管で、雨の日には乗らないので、そんなに汚れることはないのですが、それでもホコリやら花粉やら黄砂やらで汚れます。イエローなので、黄砂は見えないですが(笑)リペイントの事もあるので、あんまり洗いたくないのですが、汚れは劣化の原因(特に幌)にもなるので、月一回程度の間隔です。

ふき取りは確実に

シャンプーはほとんど使いませんが、ワックスはゴールドグリッタープラスを使ってます。屋根が無いので、ボディ面積も無く、車高も低いのでふき取りも楽ちんです。ただ、各種のゴムシールがヘタってたり、無くなってたりするので、新車当時には水の侵入が無かったところに水が入ったり、逆に水抜き穴が泥や落ち葉で詰まって、水が抜けず錆の発生原因になるので、洗車といえども、各パネルを開けて、きっちりふき取りましょう。錆のチェックにもなります。

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ボンネットを開ける。前ヒンジのボンネットは今見てもカッコイイ。

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フロントタイヤの上あたりに水がたまるので要注意。フロントウィンドウ側とタイヤハウス側のゴムシールのヘタりが原因。

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トランクの蝶番のボディ側根元あたりに水がたまる。錆が良く出るところ。オイルキャップのへこみもふき取りましょう。ちなみに、トランクフードで長方形に残るフタのような部分は、ハードトップが設定されたときのアンカーになる予定だっという噂。結局純正ハードトップは出ませんでした。

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給油口。水抜き穴があり、ここが詰まっていると錆びます。ボンネットの廻り、ドアの下側等のふき取りも忘れずに。

サイドシル内部の錆防止に、サイドシルの水抜き穴の掃除があります。要はサイドのエアインテークからホースで水をジャバジャバ注ぐと、サイドシル下部の穴から水が出てくるというやり方ですが、マメにやるとそれが原因で錆びそうなので、私は一回しかやったことがありません。そのときはちゃんと水が出たので大丈夫だと思います。

悩ましい幌の掃除(特にリアスクリーン)

ビートを3台とS2000に乗りましたが、幌のお手入れは毎回悩ましいです。ソフトトップなんざ、丈夫な折り畳み傘みたいなもんですから。ちなみに、今のビートは購入時に純正の新品の幌がついていたので、水洗い以外はやってませんが、汚れ防止と撥水性の維持のために防水スプレーをたまに吹いています。幌本体は、たまにカーシャンプーとタオルでゴシゴシしてあげれば汚れは取れるでしょう。問題はビニール製のリアスクリーンですが、直射日光で劣化、洗車でキズになり曇ってきます。基本は水でほこりや汚れを流し、ユニセーム等の洗車クロスを置いて水を吸い取ります。この時絶対にクロスを動かさない事。乾いたらプレクサスで仕上げてます。今のところキズや曇りもなくツヤツヤです。プレクサスはバイク用品店の特売で、バイクヘルメットのシールド用に買いましたが、なかなか良いです。幌のメンテナンスにはモータウンのオープンカー用のメンテキット等もあるので、気になる方はどうぞ。

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今のところ新車同様

ゴム部品のメンテナンス

一番悩ましいのは、ゴムとプラスチックパーツの劣化です。内装はアーマオール(水性)ウェザーストリップやシール等はKureラバープロテクタント(油性)を洗車後に塗ってます。ゴムやプラスティックはケアしても、紫外線、温度変化や加水分解等の化学変化で劣化やヘタリが出るのはさせられないです。こういうケミカルは劣化を遅らせる効果は期待できますが、ウェザーストリップはひび割れが生じているので、気休めですね。標準のスペアタイヤ(テンパータイヤ)もかなりひび割れてきました。空気が抜けてしまうようになれば、パンク修理キットとコンプレッサーを積もうと思ってます。

 

 

 

 

 

シビックタイプRユーロからホンダN-ONEに買い替えた(その③)

さて、晴れてN-ONEが納車されました。とはいえ、すでに6カ月ほど乗っていますので、これからご購入を考えている方にN-ONEのレビューを書きましょう。ちなみに、最近の軽自動車がどんなもんかはあまり知りませんので、あくまでシビックとビートとの比較です。今回は良い点だけを書いてみます。

その前に、納車から追加と変更したもの

・ドライブレコーダー…嫁も久しぶりの運転という事もあり、事故の可能性があるのでドラレコを取付。ユピテルのDRY-FV53GPをルームミラー裏に設置。配線は電源だけで、軽なので距離も短くラクちん。唯一注意するのは、サイドエアバック装着車なので、Aピラーの内装外しは注意した方が良いです。

・ナビのパーキングロック解除…運転中に助手席から操作するケースもあるので(笑)ナビの運転中ロックを解除。純正のインターナビvxm-164csiですが、外して後ろの配線を一本常時アースするだけで完了。ネットでは走行中に純正ナビやTVを見るための配線キットやら、怪しげな機械が売ってますが、DIYでやれば配線コード含めて500円以内です。

・フロントスピーカ交換…一応フロントリアともスピーカーは付いているが、音質が全く気に入りません。という事でフロントをケンウッドのKFC-RS171に交換。

意外にちゃんとした加速

試乗もせず買ったので、ディーラーからの帰りがファーストコンタクト。実家の軽トラとか、前の会社の某N社の軽ワゴンのイメージがあったので、もう少しもっさりした加速かなと思いましたが、それなりに元気よく加速するのには少し驚きました。ターボ車ですが、ターボラグも無く、低回転からトルクが出るので排気量が1Lぐらいになった感じ。大嫌いなCVTミッションですが、昔の原付スクーターみたいなフィールではなく、エンジン回転数と加速感のリンクも、ぎりぎり我慢できる範囲です。ECOモードを解除すれば、それなりに頑張って走ってくれます。

普通車並みのハンドリングと乗り心地

まあ、前の車がタイプRで、サブカーがビートですからどんな車でも乗り心地は最高です(笑)ワインディングはまだ走っていませんが、ハンドリングはキビキビしてます。背高ワゴンなので、コーナリングもふらつくかと思いましたが、普通に走ります。ただ、軽の寸法なので、張り付くようなコーナリングとは言えません。パワステも若干フィールが悪く、路面の感じが分かりにくいです。直進性がよく、横風等が無ければ修正舵を当てなくてもまっすぐ走るのは、ホイールベースが長いからか?ボディ剛性が高いので大きな段差でも、ミシミシ言わないですし、内装の取り付け精度や遮音材が効いているのか静粛性も普通車並みです。横幅と、高めのドライビングポジションを除けば、FITと乗心地はそんなに変わらないのではないでしょうか。

質感の高い内装

内装だけは事前に確認しましたが、シンプルですが質感は高いです。鉄板むき出しのところはなく、プラスチック丸出しのタイプRよりも全然良いです。メータの小ささで軽を感じますが、メータも自発光なのでチープさは感じません。内装色は車体色とグレードによって変わりますが、プレミアム系は基本的にブラックにメッキ加飾が入り高級感があります。ステアリングは本革になるので、安っぽいハンドルカバーを付ける必要もありません。ダウンサイジングしても不満はないです。

十分な車室空間

横幅以外は十分です。頭上空間は狭いですが、不要な空間はありません。大人四人ではさすがに息苦しさはありますが、それでも後席は広いです。タイプRもそうでしたが、センタータンクレイアウトの利点で、後席のシート面をチップアップでき背の高い荷物も積載可能。ほとんどが夫婦二人の乗車なので、必要十分です。シートも表皮はレザー調とジャージでステッチもきれいです。

レトロ感と可愛さのミックスしたデザイン

嫁のように、N-ONEはデザインで気に入る方も多いでしょう。ドアパネルはそれなりにペナペナ感がありますが、全体的には塊感があって私も気に入ってます。フロントは、N-360やシティ、トゥディにも似たレトロ感があり、キモとなる丸目ヘッドライトも、ライトカバーが大きく丸みを帯びていて、コストがかかったライトだと思います。男性が乗っても恥ずかしくない程度に可愛さは抑えられていて、ツートンカラーもよく似合います。

まあ、自動車の良い所なんてのは、人それぞれの価値観やライフスタイルによってかわるので、こうやって書いてもカタログと変わらない内容になってしまい、あまり面白くなかったので、次回は気に入らない点を書きますわ。

 

 

シビックタイプRユーロからホンダN-ONEに買い替えた(その②)

前回の続きです。嫁の美的感覚では、箱過ぎるバモスがお眼鏡にかなわなかった。しかし、今の軽自動車に箱以外の選択肢はあるのか?と思いつつ、中古車売り場を夫婦であてどなく、うろうろするのでした。

謎の伏兵登場(といっても、車名はタイトルに書いてありますが)

新車の展示場ではおいていない車が置いてあるのが中古車売り場のいいところ。N-BOX、N-WGN等ホンダのNシリーズや、ちょっと前のLIFEやThat’sなんかも並んでおりました。私はそもそもの予定が狂い始めてきてるので、”まあ見るだけ見て、また考えよう。最悪ホンダでなくても良いし”と、アクティの軽トラなんかを見てました。で、突如嫁が”これがいい”と言い出したのが、N-ONE。色は黒です。

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TMSでのN-CONCEPT4。ほとんどN-ONEと変わらない(写真はWikipediaより)

東京モーターショー(TMS)でそういえば見てた

N-ONE。2011年のTMSでEV-STAR(S660のコンセプト)の横にN-CONCEPT4で出てたやつの市販版です。(ちなみに、N-CONCEPT1はN-BOX、N-CONCEPT2はN-BOXカスタム、N-CONCEPT3はN-BOX+)2011年のTMSでは、予約金を入れたまま、日本導入が延期されたシビックタイプRユーロの市販が展示されていて、そっちに夢中だったのと、EV-STARが本当に出るのかが気になってたので、軽の背高セダンタイプのコンセプトなんざ、全然ノーマークでした。N-ONEが発売された頃は、N360のヘリテージの割には、半端に車高が高いし、N-BOXよりは機能的ではないし燃費もそこそこと、そのコンセプトにブレがあるのでは?町でたまに見かけるけど、N-BOXのあまりの台数に隠れ、N-ONEてそんなに売れてないんじゃないか?と思ってました。まあ、その頃は自分で軽自動車を買うとは夢にも思ってみませんでしたが。

Nシリーズ

Nシリーズ。競争が激しい軽自動車市場なので、MCで結構大幅に変更がある(写真はホンダHPより

N-ONEの新車を見てみる

嫁のお眼鏡にかなったN-ONEは、N360をモチーフにしたという丸目で箱一辺倒ではない、遊び心あるデザイン、(軽にしては)高質な内装、Nシリーズの中ではスポーティなイメージの車という位置づけ。確かに、よく見れば、可愛いだけでなく男性でも乗れそうなレトロ感がちょっといい感じではある。MINIに似てるけどラパンよりはマシ(笑)N-ONEがちょうどマイナーチェンジした頃で、新車も展示されていたので、中古車売り場から移動して見に行くことにした。展示車は追加されたLowDown、色は新色で追加されたブリリアントスポーティブルーでルーフがブラックのツートンカラー。これに嫁がハマりました。ドアを開けて乗ってみると、内装やシートは軽とは思えない質感。シビックより良いんじゃねーかと思いつつ、横を見ると助手席は近く、やはり軽の狭い車幅を感じます。ドアの開閉音も軽自動車とは思えないがっしり感。なかなか最近の軽はやりよるわ。

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モデューロX。若干心が揺らいだが、色が選べなかった…(写真はホンダHPより)

N-ONEをその日に買う

兄姉のおさがりだったり、試乗車が無い車を愛車にしてきたからかもしれませんが、試乗して買う習慣が無く、当日見積して、その場で発注しちゃいました(笑)。開店セールでかなりお買い得でした。仕事で物を載せる機会もあるので、LowDownではなく、ターボのプレミアムツアラーの展示車とと同じツートンカラーに決定。嫁は久しぶりの運転という事で、あんしんパッケージ(ぶつからないやつ)が欲しいというので装着。しかし、N-ONEはそこそこ高い。まあ、軽自動車になって部品は小さくなっても、普通車と部品点数は変わらないので、原価的にはあまり変わらないんですけどね。装備も普通乗用車以上にてんこ盛りですし。で納車を待つことになったわけです。

納車までいろいろあった

買うまでは、さっさと済ませたのですが、直前になって致命的なミスが発覚!詳細は書きませんが、いろいろありました。ディーラーの責任とも、私のミスとも言えないような微妙な行き違いでしたが、ディーラーの担当営業さんの対応も誠実で、無事注文通りのN-ONEが届きました。たぶん、お祭り騒ぎの開店セールの喧騒の中で、当日発注したのでお互いが気づかないまま契約に至ったのが原因かと。ホンダのディーラーは、いろいろとハズレ店が多いですが、ホンダカーズ静岡の東静岡店は最高です。ということで、我が家の愛車はカタログに無いワンオフになりました。わかる方はわかると思いますが、秘密です。

ここまでが去年の11月までの話。次回からは約半年乗ってからのN-ONEのレビューを書きましょう。

 

 

 

 

 

シビックタイプRユーロからホンダN-ONEに買い替えた(その①)

会社を辞めて、フリーランスの道に迷い込んだのだが、嫁も手に職を付け、事業を始めることになった。車で移動する可能性の高い仕事になるので、シビックタイプRユーロ(FN2)とビート(PP1)の2台という、生活感の無い車ラインナップから、どちらかを嫁が運転する車にすることになった。

シビックタイプRユーロを更新することにした

S2000から更新したシビックも、はや2回車検を通したのだが、ビートを買ってからというもの、近所の買い物等に軽は超便利。シビックは雨の日と長距離移動担当で稼働率もめっきり減り、カバーをかけっぱなしのまま。シビックについては、いつか書こうと思うが、気に入らなかったわけではなく、S2000から比べれば格段に実用性があり、それなりに目立つ良い車だった。しかし、いかんせん十数年ぶりに運転する嫁にはマニュアル、高回転エンジン、3ナンバー幅等ハードルが高いうえ、私のスポーツカー愛はすでにビートに奪われており、昨年11月の任意保険の切れ目での売却となった。6年落ちでも限定車、13000Km程の走行距離なので、買取店でそこそこの良い値段で買い取ってもらった。

嫁の仕事用の車を選ぶ

今までのように、私の好きな車を選ばばよいというものではなく、嫁がむしろ主導権をとってのクルマ選びとなった。とはいえ、嫁はクルマについてはズブの素人。私がある程度絞り込まなければ、選ぼうにも選べないであろうと、嫁にいくつか候補を出してみた。嫁のリクエストは、軽自動車、オートマティック、仕事用の積載スペースがあるという事。中古か新車かはまだ未定。まずは長年貢いできたホンダで探すことに。

・N-BOX

リクエストからすれば、無難な選択。嫌いではないが台数が出過ぎ。N-BOXとタントがずらりとショッピングセンターの駐車場に並んでいると、ヤマダ電機の冷蔵庫売り場に来たかと思う。あと、ノーマル系の顔は好きなのだが、ターボ系のメッキ”ギラギラ”グリルの顔つきが…金属感が全くなくて、逆に貧乏くさい。嫁には最後に勧めることにした。(メッキのカスタムでなくてもターボは選べるらしい)

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乗ってる方には申し訳ないが、デザインとかそういう問題ではない。メッキにする意味がわからない.

・ホンダ バモス or ホビオ

設計が10年前であるが、なによりビートと同じE07系エンジン、ミッドシップ!デザインもホンダらしくすっきりしており、商用車っぽいのも私好み。車重が重かったり、高速で遅いとか、装備品が古いとか気になるものの、私的にはお勧めであったが、嫁はビジネスライクで男らしいスタイルがお気に召していないようだ。仕事で使うのに…

vAMOS

軽バンにはミッドシップやRRは静かで良い方式と思います

・バモスをステップバン風にカスタムしたモデストのポケットバン

んじゃ、スタイルだけ変えればよいだろうという事でモデストのポケットバンを勧めてみた。たまに見かけるのだが、レトロな感じでよくできていて好感が持てる。嫁の商売の雰囲気にも合いそう。カスタム費用が掛かるが、中古ベースでの持ち込みもできるので、予算範囲内。嫁もネットで見て気に入っている様子。私はビートと同じE07エンジンなら、”あれやこれや””しめしめ”と思い、この時点で夫婦間での合意はほぼできていたのである。

新規開店のディーラーに行ってみる

夫婦間で己の要望を満たそうと、腹の探り合いをしている頃、普段からお世話になっているHONDAカーズが新規に移転し、得意客限定のセールをやるというので、ポケットバンのベース車のバモスを夫婦で見に行くことにした。HONDAカーズの店舗もかなり大きくなり、今までに無かった中古車販売店も併設されていた。店内は開店祝いの粗品配りや、家族連れ向けのイベントやらで結構混んでおり、騒然とした雰囲気。しかし、いつからディーラーは家族向けの場所になってしまったんだろう。子供向けのスペースやお菓子配りなどクルマには全く関係が無い。昔はクルマはお父さんが買うものだったが、今は家族で買う車は家族で決めるんだな。売ってるクルマもほとんど夫婦子供がゆったり乗れるハッピーファミリー向けの車が大半だし、かつての、うすら暗いディーラの方が私にはしっくりくる。と思うと、クルマが好きそうなお父さんたちや老夫婦が、うつろな目で、居場所無くうろうろしているのも何となくわかる気がした。道路を挟んだレクサスの販売店の落ち着きが若干うらやましくもありました。レクサスには全く興味ありませんが。

中古車コーナーでバモスを見る

華やかな店内で、10年間も生産しているバモスが新車で展示してあるわけはなく、粗品の菓子だけもらって、そそくさと中古車コーナーへ移動。FITやNシリーズの中古に混じり、バモスが2台。早速ドアを開け、室内をチェック。”軽自動車は軽自動車なりのチープさがいい”と思っている私は、虚飾を排したシンプルな室内、電動ではないスライドドアや、鉄板の薄そうなドアの開閉音を聞いて「おお軽トラと同じだぁ~」とテンションが上がりウキウキしておりました。が、嫁の顔色は夏の積乱雲のように、急速に曇ってきております。やはり軽トラックと同じ水平に近いハンドルが悪いのか?ボンネットが無く、乗ると目の前がすぐ道路なのがダメなのか?ノリノリの私が、何とかならないかと頭の中で考えますが、嫁がこの顔色の場合はおそらく説得は無理だという事も、もう一人の自分が教えてくれます。いかに外面をポケットバンにカスタムしようが、バモスのあまりに”車の内も外も、ただの箱な感じ”と”隠しきれない軽トラ感”を嫁は女の本能で拒絶しているのでしょう。さて、クルマ選びは振出しに戻ってしまうのか?

VAMOS1

箱過ぎました…

次回…”思わぬ伏兵登場”に続く