まだ7月の頭なのに、クラクラするような暑さです。この回にも書きましたが、去年夏場の猛暑時にビートの始動不良で、コンビニに足止めされる事件がありました。メインリレーの半田盛りでそのあとは出ていなかったので、そのまま放置。ディーラから車検の時にメインリレーを部品で購入していたのですが、なかなか交換できずに、また放置してました(笑)。
今年は猛暑らしいので、本格的に暑くなる前に交換することとしましょう。
メインリレーまでの道のり
メインリレーはECUと同じく、助手席後ろのドキュメントボックスの後ろにあります。外さなくても作業はできますが、外した方が楽なので助手席を外します。
普通の車より、オープンカーは助手席外しは楽。ついでに座席下の掃除もします。
ネジ一本とクリップで止まっているシートベルトのパネルを外したあと、リアコンソールボックス両側のボルト×2を外します。ドキュメントボックス上のパネルを止めているスナップホックのボルト×4とクリップを外してパネルを取りはずします。ドキュメントボックスを止めているネジを4本緩め、ボックスを外します。
ここまで、外します。ところで、車体側にはプラスチックでできた、ネジのアンカーが入ってますが、これが経年劣化でポロポロ崩れます。ネジが効かなくなったり、締められないと、内装がパカパカになるので、内装外す時はディーラーやオートバックスとかで入手しておいた方がいいです。
こんな感じのものです。正式にはスクリューグロメットといいます。場所によって大きさが違うので、ネットで買うときは、サイズをよく確認して購入してくださいね。
やっとメインリレーにたどり着く
クリップで止まっているカーペットとフェルトを剥がすと、ECU(①とマジックで書いてある箱)とメインリレー(横のグレーのプラスチック)が見えます。リレー本体にステーがついていて、ボルト1本で外れます。茶色のコネクターは、爪を割らないように慎重に外します。
左が新品、右が旧品です。大きさが違うように見えますが、同じです。ステーとコネクタが変色してますが、ほとんど変わりません。半田盛りをする場合は、グレーのカバーは爪を外せば、簡単に取れます。初期型CR-Vのメインリレーも流用できますが、まだビート用の部品が出るのでオリジナリティを重視しました(笑)評判が良くない部品の割には、価格は高いです…
ちゃっちゃと取り換えてキーを回すと、リレーの音と、燃料ポンプの動作音が聞こえて無事エンジン始動。もろもろ元に戻していきます。
助手席の取り付け方
ちなみに、助手席を止める際には、4つのボルトの内、座って右後方(リアのコンソール側)のネジを最後に締めましょう。他のボルト穴は真円ですが、ここだけ楕円になってます。シートは結構タイトな取付なので、先に右後方のボルト締めてしまうと、他のボルトが入らない事があります。無理して締めるとボルトをなめてしまうので注意。なお、シート前方のボルト締めには、ラチェットレンチのエクステンションが必須です。
写真が光っちゃってますが、これが右後方の楕円の穴。
さて、メインリレーを交換したので、真夏の始動不良は解決するでしょうか?これでも治らないと、燃料系かスタータあたりを疑うことになりますな。どうか治りますように…