遅い!壊れる!気持ちいい!ホンダビートの素晴らしい世界!(4)三代目黄ビート(その①)

三代目といってもランニングマンの人たちではなく、私の三台目のビートの話です。ブログでも紹介したように、初代は新車で銀色ビート、二台目は中古で黄ビート、三台目は一昨年に中古で購入。人生で同じ車を三回も購入するハメになるとは思いませんでした。二台目まではファーストカーでしたが、今回はセカンドカーなのでビート最大のネックである実用性のなさからは解放されたので、趣味や気分転換用に長く維持していきたいと思っています。今回は私の現行ビートを紹介します

買ったときの状態

ネットの中古車サイトで黄色、10万キロ以下の条件で状態のよさそうなビートを検索。たまたま沼津の実家近くの中古車店で発見、ビートには慣れているお店で、近所ということもあり購入しました。エアロや駆動系他カスタムされてない純正そのままで、6.8万キロ、リペイント、エアコン稼働、タイミングベルト/デストリビュータ関連は交換、幌とリアスクリーンは新品、CPUはリビルド済です。ビートの中古は、ある程度レストア、メンテされたタマと、不具合そのままの現状渡しのタマとに大きく分かれますが、どちらにしても20数年経過したクルマですので、そこそこ手を入れていく必要はあります。自分が手を入れたかったので、ちょうどよいタマでした。

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まずはステレオ

ビートは社内騒音もひどく、ステレオにお金をかけても仕方ないのですが、それでも音楽を聴きながらドライブする癖があるので、私にとってはステレオは必須。純正のスカイサウンドがついてましたが、カセットなのとスイッチの一部が反応しないため交換。といえば簡単そうですが、ビート乗りにとってはステレオの設置は重要かつ困難な問題。純正のステレオは車室のスペース確保のため幅がDIN規格ではなく、一般に売られているカーステは幅が広く交換で入りません。対策としては

①純正位置に設置できるコンソールキットを購入する

②助手席のグローブボックスを外し、そこに工夫して設置する

①は車体側の構造部材をカットする必要があるのと、キットが高価な上、純正の雰囲気がなくなるので却下。②は二台目のビートの時に実施したのでノウハウはあったのですが、当時はCD/MDの2DINステレオを収める必要があったのでやむなくその場所にしたのですが、今回はすべてメモリーオーディオにするので、グローブボックスは温存することにしました。最近のカーステはCD/DVDレスでメモリーオーディオ/ラジオのみのモデルも多く、メカレスの為奥行きが10cmちょっとしかないことが判明。1DINでこの奥行きであれば、狭い助手席ダッシュボード上にも設置できるの(CD付きになると15cmになり、ダッシュボードは厳しい)で、DIYにてチャレンジすることにしました。本体はKenwoodのU383MS(定価8000円!!)に決定。問題はフロントガラス越しに外からも見える位置なので、むき出しでは非常に格好が悪い。製品としても、ダッシュボード上の取り付けキットは無く困っていたところ、なにやら良さげなカバーをネットで発見。昔のダイハツムーブにオプションで1DINのナビ(モニタ-が出てきて、せりあがるやつ)のオプションがあったらしく、コンソール上に設置した時の後付けカバーが某オークションに出ていました。数百円で入手し、現物合わせで何とかすることに決定。車体側とカーステと接続するハーネスは二台目のを流用。ついでにカー用品店で安売りしてたツイーターと錆びていた純正スピーカーを交換し、ムーブ用のカバーの加工や、ダッシュボード上へ固定金具の取り付けに苦労しましたが、何とか設置。ダッシュボードとの色味とカバーのマッチしていて気に入ってます。二年間乗ってますが大きな問題はありません。フロントのすき間埋めのパネルはまだ未作成。早く作らねば…

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ちなみに純正ステレオのスペースは、100均の物入れを加工し、内側はフェルトを張って、小物入れに改造。ペットボトルも入るので、結構便利になりました。ナビはシビックタイプRのを新品にして流用。ほとんどリモコンで操作するので、ステレオまで遠くても気にならないですし、低背のUSBメモリなので外観もすっきりしてます。CDやカセットだった時と比較して、メモリオーディオは音飛びも無く、狭い車内にCDを持ち込まなくてすむのでビートにはぴったりです。カーステの価格も、1万円を切っていて、昔ウン万をカーステにかけていた自分にとっては隔世の感があります。いまや、コンソールにiPadを置ける車もある時代。昔ながらのカーステもどんどんなくなっていくんだろうなと思います。

その他のモディファイ内容は次回に続きます。

 

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